悲惨な事件写真をツイートする前に、まず考えよう!

悲惨な事件写真をツイートする前に、まず考えよう!

元記事『Think Before You Tweet In the Wake of an Attack.』: https://goo.gl/vqcm8U


 英国マンチェスターでのテロ事件の直後、ツイッターやフェイスブックに現場の写真や映像の投稿が溢れた。悲劇的な事件が起きたリアクションとして自然なことだと思う人も多いだろうが、事件現場の写真やビデオを拡散することはテロリストたちが望んだ混乱を増幅させる行為にも繋がりかねない。

 テロリストはいつでも自分が注目されることを望んでいる。ソーシャルメディアはそれにぴったりのツールだ。テロリストはソーシャルメディアで同志をリクルートし、触発し、結束を固める。そしてテロ事件を起こしたら、その混乱や恐怖を納めた様子を自分たちとは繋がっていない一般人に拡散させ、嘘の情報を流し、当局を混乱させるのだ。

 ソーシャルメディア拡散におけるテロリストのメッセージの増幅は、さらにテロリズムを助長し、模倣犯を生みやすくし、被害者や家族をトラウマに陥らせることになる。ロンドンスクール・オブ・エコノミックスのチャーリー・ベケット教授はコロンビア・ジャーナリズム・リビュー誌に発表した記事で、ここ数年におけるソーシャルメディアとジャーナリズムがテロリストのメッセージをどう増幅させるかを分析した。

 中東研究インスティチュートのスティーブン・スタリンキシー氏は、「マンチェスターの悲劇から学び、事件現場の写真やビデオ映像を拡散するのは控えるエチケットを身につけるべき。それでも写真や情報を拡散したいなら、ツイートや投稿する前に必ずその写真やビデオ、ニュースのオリジナル出先を確認し、自分がテロリストのプロパガンダに加担していないかを確かめてから行動を起こすように」と呼びかけている。

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