エクソンモービル社の筆頭株主ら、気候変動に関する公表資料の不透明性に反発

エクソンモービル社の筆頭株主ら、気候変動に関する公表資料の不透明性に反発

引用元『Exxon Shareholders Approve Climate Impact Report in Win for Activists』:https://goo.gl/OrysaU


  米大手石油会社・エクソンモービルの気候変動に対する同社の指針を開示する公表資料に対し、地球温暖化が及ぼす影響の推定が不透明であることを同社株主が指摘。改善を強く要求し、62%の支持を得てこれが承認された。株主側がこうした要求を同社に求めることは極めて異例である。

 エクソンモービル社の筆頭株主は、世界最大の資産運用会社であるブラックロック社をはじめ、大手投資運用管理会社のヴァンガード社やステイト・ストリート社などアメリカ経済を牽引するファイナンシャル系大企業がずらりと名を連ねている。米国はパリ協定撤退宣言をしているが、ニューヨーク市監査官のトーマス・ディナポリ氏は、「今回のエクソン内における株主の反旗は、世界がパリ協定に残ることを大企業たちが理解しているという非常にパワフルなメッセージだ」と話した。

 株主たちはエクソン社に対して、テクノロジー技術の革新とパリ協定が目標とする2℃以内の上昇に抑えるポリシーに対して、同社が被るリスクについての報告を要求している。トランプ内閣への入閣を請われて同社CEO職を退いたティラーソン現国務長官の後任であるダレン・ウッズ氏は「この結果を真剣に受け止め、回答する」とコメントした。

この記事の寄稿者





アクセスランキング


>>総合人気ランキング

企画

保守派とリベラル派、2つの視点でニュースを読む。