携帯とSNSなしには生きられない人のための新アプリ!

携帯とSNSなしには生きられない人のための新アプリ!

引用元『Meet Binky, the anti-social media simulator』:https://techcrunch.com/2017/06/10/binky/


 昨今のアメリカのソーシャルメディアには悲惨で暗いニュースが溢れ、ランダムに画面をスクロールすると、気が滅入るような記事やフェイク・ニュース、怒りに任せた匿名の酷いコメントなどが飛び込んで来る。「もう悲惨なニュースも、ネガティブなコメントも読みたくない」と思いつつ、それでもすぐ携帯を手に取って画面を開き、ソーシャルメディアを見てしまう人たちの数は相当多いだろう。そんな人々を幸せにする“かもしれない”アプリが登場し、話題を呼んでいる。

 そのアプリの名は「Binky」。Binkyとは赤ちゃんがくわえる「おしゃぶり」、幼児が肌身離さず持ち歩く「お気に入りの毛布」のこと。このアプリは一般的なソーシャルメディア媒体同様、気に入った記事に「いいね!」を押したり、記事にコメントしたり、記事をシェアしたりできる。もちろん記事を左右にスウィープすることもできるが、ひとつだけ一般的なSNSアプリと異なることがある。それは「あなたの反応は一切、世に出ない」ということ。つまり、あなたがどれだけ「いいね!」を押しても、いい記事をシェアしても、怒りのコメントを書いたとしても、世界中の誰もあなたの発言を見ることができない、というアプリなのだ(笑)。まるで宇宙の真ん中で大声を出して叫んでも、地球上の誰にもその声が聞こえないように。

 このアプリを開発したダン・カーツ氏は「最初はただのジョークだった。他に何もすることがないからフェイスブックのアプリとかを見てしまうけど、そこには人々の怒りやストレスや悲しみがいっぱい。でも携帯はいじりたい。だから何かが見られて携帯をいじれれば、それでいいんじゃないかって。これを周囲に話したら案外ニーズがあるかもよと言われて、ストアにアプリを出してみた」と話す。ストアに出した途端、大人気アプリ「Cow Clicker」の開発者が「Binky」を見つけて記事にしたため、あっと言う間に話題になったのである。

 悲惨なニュースは読みたくないが、SNSを見ない生活は考えられない人々を幸せにするかもしれないアプリとして成長していくか、ジョークのまま終わるか、「Binky」の行方に注目が集まっている。

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