アメリカで人気のアプリ「Sleep Cycle」

アメリカで人気のアプリ「Sleep Cycle」


 日常生活を問題なく送るためには、身体的、精神的なエネルギーの両方が必要である。そして、その二種類のエネルギーに影響を及ぼすのが睡眠だ。睡眠がよくとれなかった翌朝のだるさを思い出して欲しい。あの鈍ったようなイヤな感じは、誰だって避けたいだろう。
 アメリカで流行っているアプリは“生活のクオリティーを高めるアプリ”が非常に多いが、現在なかでも寝不足を改善するアプリを活用する人が増えているのだ。

 睡眠関連アプリの中で最も使いやすく、かつ生活改善をしてくれるお勧めのアプリは「Sleep Cycle(スリープ・サイクル)」だ。スウェーデンのアプリ開発会社、Northcube ABが作ったもので、睡眠のリズムを図り、利用者にとって最も起きやすい“最適な時間”に起こしてくれる優れものだ。

 睡眠には、二つの基本的な要素がある。それは睡眠時間の長さと、睡眠の深さ(浅深)だ。たっぷりと睡眠時間をとることを心掛ける人は多いが、深い眠りと浅い眠りのメカニズムを知り、良質な睡眠を心掛けるのは、なかなか難しい。例えば長い時間ベッドで寝ていても、あまり気持ち良く起きられなかったことはないだろうか? あるいは長く寝たはずなのに、起きた後にずっと体がだるかった経験はないだろうか? こうしたことが起こるのは、睡眠が深い時に起きてしまったことが理由だ。だから、このアプリの必殺技とも言うべき「睡眠が浅く、起きやすい時に起こす」のは、かなり画期的なのである。

 Sleep Cycleの目覚まし機能の使い方は、とても簡単だ。まず、アプリに起きたい時間を設定する。そして、スマートフォンをベッドの近くに置いて寝るだけだ。その後、Sleep Cycleが、あなたが起きたい時間に一番近く、なおかつ睡眠が浅いタイミングで起こしてくれる。例えば朝6時に目覚ましをセットした場合、その前後の睡眠の浅さのピークが5時50分だった場合、Sleep Cycleがそれを把握した上で目覚ましが5時50分に鳴ってくれるのだ。

 同アプリが各自の最適な起床時間を設定できる理由は、寝ている間の動作、いびきや睡眠中の音などの分析によるもの。これらの要素をアプリが計算し、睡眠が浅い時間帯を導き出すのだ。このアプリを使うと、朝にすっきり起きられることが、すぐに実感できる。一カ月間、このアプリを使用してみた個人的な感想は、まず本当に毎日気分爽快に起きられるようになった。そして、起床時間のみならず、自分の睡眠のパターンをより理解できるようになった。私の睡眠時間は平均6時間だが、今までは6時間の睡眠では「睡眠時間が足りない」と思うことが多かった。ところが、このアプリ導入後は実際に寝ている時間は変わらないのに、睡眠の質が明らかに向上し、寝不足を感じることは少なくなった。

 睡眠の質を最適化するためのツールのひとつとして、是非一度このアプリを使ってみてほしい。なお、睡眠中に届くメッセージなどに邪魔されないよう、眠る前には機内モードに設定しておくことも加えてお勧めしたい。

■「スリープ・サイクル」:https://www.sleepcycle.com/

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