ジョニー・デップがトランプ大統領に謝罪

ジョニー・デップがトランプ大統領に謝罪


 先月22日、イギリスで行われた音楽祭会場のステージで、人気俳優のジョニー・デップ氏が「最後に俳優が大統領を暗殺したのはいつ?」と、トランプ大統領の暗殺をほのめかす冗談を言ったことで大量の抗議が寄せられ、翌日デップ氏は「悪意はなかった」と謝罪した。
 つい最近にも、アメリカでコメディアンのキャシー・グリフィンが、切断されたような血まみれのトランプ大統領らしき頭を持ち上げた写真をツイッターに投稿し、大ひんしゅくを買ったばかりだ。反トランプ派が多いハリウッドから続出する失態をRedとBlueはどう考える?

出典『USA Today』
元記事「Johnny Depp apologizes for joke about assassinating Donald Trump」:
https://www.usatoday.com/story/life/people/2017/06/22/johnny-depp-makes-trump-joke-about-an-actor-assassinating-president/103124124/

RED: ジョニー、お前もか?
"And you too, Johnny?"

 ハリウッドに限らず、大衆に影響を及ぼす発言力を持つ人間は、自分たちが一市民ではなく「公人」であるということを意識したほうがいい。飲み屋で酒の勢いに任せて、うっかり飛び出た失言というような言い訳すら出来ない立場であることを理解してから、堂々と発言してほしいものだ。
 そう、君たちはスターだ、影響力があるんだよ。だからこそ、特に政治に関わることからは身を引こう。その後に起こることは「炎上」だけだ。ジョニーくん、君もだよ!


BLUE:悪い人に対する悪い冗談は法に抵触しない
"A Bad Joke About a Bad Person That Wasn't Against the Law "

 トランプは昨年ノースカロライナ州で、「もしヒラリー・クリントンが選挙に勝ったら、銃規制の支持をしかねないクリントンを止めるために、“第二条の支持者”が何かするだろう」と、銃支持者によるヒラリー暗殺をほのめかす発言をして、「銃による暴力を促している」と非難を浴びた。(注:アメリカ合衆国憲法修正の第二条) 

 トランプは大統領本選挙運動の最中に、「自分は5番街の真ん中で誰かを撃つことができる。そして、たとえそうしても票を失うことはないだろう」、と言った。
 トランプは、アラバマでの選挙集会で、群衆の中でロシアの旗を振っている抗議者に対して「あいつをさっさと追い出せ!」と言い、ケンタッキーでの選挙集会では抗議者に対して暴力が振るわれた時「そいつを叩きのめしてしまえ。俺が弁護料を払う」と言い、ネバダの選挙集会で抗議者に対して、「あいつの顔を殴ってやりたい」と言った。 

 とはいえ1969年に最高裁は、「政治的な場での表現は……しばしば口汚く、侮辱的で、不正確なものである」と裁定している。トランプもデップ氏も大人になるべきだが 、二人共、発言によって犯罪を犯してはいないのである。

記事トピックスは、過去のメジャーな事件やニュースも含みます。

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