NASAが“折り紙デザイン”を公募。7月27日より受付開始!

NASAが“折り紙デザイン”を公募。7月27日より受付開始!

引用元『Nasa needs you: space agency to crowdsource origami designs for shield』:https://goo.gl/K75VmG


 米航空宇宙局(NASA)が、火星ミッションなどを行う宇宙船に装備する放射線遮蔽板を、日本の折り紙の要領で「どのように折るのが、最も効率的か」というアイデアを世界中から公募すると発表した。エントリーの受付は Freelancerのウエブサイトにて、アメリカ時間の7月26日(日本時間7月27日)から開始される。

 放射線遮蔽板は通常アルミニウムで作られ、日射や宇宙線から宇宙船とそれに乗船する宇宙飛行士を守る非常に重要な構成要素だ。しかし、宇宙ミッションでは出来る限り量(かさ)を減らすことが必須なため、効率的に折り畳める放射線遮蔽板が必要となる。

 NASAが“折り紙”に触発されたプロジェクトに着手するのは今回が初めてではなく、 今年1月にはブリガムヤング大学との共同プロジェクトで、折り紙の要領で形を作るラジエーターの開発に着手している。また、元NASAの物理学者で、数学的な折り紙の世界的権威であるロバート・ラング氏は、「折り紙は宇宙で起こり得る様々な問題に自然にフィットするため、NASAは私を含めた折り紙アーティストと何年にもわたり仕事をしてきている」と語っている。

 科学における折り紙の研究で知られる、オックスフォード大学のマーク・ボライソ教授も、「折り紙は宇宙開発だけでなく、心臓ステントや車のエアーバッグなど科学のさまざまな場面で活用されている。今や分子レベルでの折り紙も研究されている」と話している。

 優れた折り紙の技術を持つ人は、世界に大勢いる。NASAの職員だけでアイデアを考えるより、何万人もの人々の知恵を借りた方が、NASAだけでは思いも寄らなかったアイデアや解決策が集まるかも知れないと、関係者は期待を膨らませている。

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