カロリーオフの人工甘味料が体重増加に影響?

カロリーオフの人工甘味料が体重増加に影響?

引用元『Artificial Sweeteners Are Linked to Weight Gain—Not Weight Loss』:https://goo.gl/YhXr21


 カロリーオフやカロリーゼロの人工甘味料は体重を減少させるのではなく、増加に関係しているという研究結果が、『カナディアン・メディカル・アソシエーション・ジャーナル』誌に掲載された。同研究では37種類の人工甘味料を分析するとともに、40万人を対象に約10年に渡って調査を行った 。その結果、 人工甘味料を使用したコーヒーや紅茶、またはソーダなどカロリーゼロやカロリーオフ飲料を1日1杯以上飲む人は、そうでない人に比べて体重増加、肥満、糖尿病、心臓疾患のリスクが高いことが判明した。

 この研究論文の著者のひとり、カナダ・マニトバ大学のメーガン・アザド助教授は「カロリーゼロだから健康に与える害もゼロだと思っている人が多いが、この研究でカロリーそのものが問題ではないと分かった。さらなる長期的な調査が必要」と話している。

 アメリカで人工甘味料と健康に関する調査をしている、パデュー大学のスーザン・スイザーズ教授は「残念ながら、今回の証拠のクオリティーは高くない」と意見した上で、「現状で言えるのは、人工甘味料は健康を助けていない。摂取しないにこしたことがない」とコメントしている。

 人工甘味料がなぜ体重増加と関係しているのか、その詳細な理由はまだ分からないが、専門家たちは「人工甘味料入り飲料を好む人たちにはインスタント加工食品を摂取する傾向が高い」ことや、「人工甘味料を摂取していると甘味への欲求が高まる」ことなどが肥満や心臓疾患に繋がっている可能性や、人工甘味料がマイクロバイオームを妨げるセオリー などについて調査を進めている。しかし、現状では明確な回答はまだ出ていない。

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