何が届くかは分からない!「何か」を送ってくれる不思議なサービス

何が届くかは分からない!「何か」を送ってくれる不思議なサービス

予測もしていないときに、予想もしなかった人からサプライズ・ギフトを贈られたら、誰だって嬉しいだろう。恋人が届けてくれた花束、子供が作ってくれた手作りのプレゼント、遠く離れて暮らす家族が送ってくれた故郷の食べ物……。そうしたギフトには、心がほっこり温かくなる。そんな人間の心理に着目した、とても不思議なサービスとは?


 ニューヨーク州ロングアイランドに拠点を構えるサムシングストアー(Something Store)社。今年で9年目を迎える同社のサービスは「何か」を送ってくれること。文字通り、その「何か」が何なのかは、それが届くまで分からない。同社の倉庫には大量の「何か」が入った段ボールが詰まれており、スタッフがランダムにその箱を選んで、依頼人に送付するのだ。

 サービス料金は一律10ドル。アメリカ国内なら送料込みでこの値段だ。ちなみに一律料金にプラスして、5.99ドルの送料を支払えば、日本からも「何か」が入った箱を注文することも可能だという。送られてくるものはすべて新品。靴下、マフラー、帽子など、10ドル相当のものもあるが、なかには時計やカメラなど、10ドルではとても買えない高価なものが届くこともあるそうだ。

 もちろん、送ってくれる「何か」には除外されるものもある。法律に触れる危険性のあるの(例えばアルコール類や生き物など)が送られることはないし、偽造品などが届くこともない。誰でも安心して「何か」を送ってもらう依頼は可能だ。

 現在までに30万人弱が利用した同社のサービスは、一度そのワクワク感を体感するとクセになる人が多いそうで、サービスのリピーター率はなんと7割近いという。第三者に「サプライズ」として同社に「何か」を送ってもらうことを依頼出来るが、彼らのサービスはあくまで「何か」が入った箱を送ることだけ。つまり、箱の中に個人的なメッセージを書いたカードを加えるなどのサービスなどは受け付けていない。もっともこのサービス、ほとんどの利用者が「自分へのサプライズ」として注文するらしい。誰もサプライズで何かを届けてくれるような人がいなくとも、このサービスを利用すれば、ちょっとしたサプライズという非日常を体験することができるというわけだ。

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