そして誰もいなくなった……。トランプ大統領のビジネス評議会、解散

そして誰もいなくなった……。トランプ大統領のビジネス評議会、解散


 ビジネスマン出身のトランプ大統領が就任以来、米国をリードする実業家たちを集めて定期的にホワイトハウスで開催していた製造業ビジネス評議会と、戦略ポリシー・フォーラムという名称の2つのビジネス評議会。鳴り物入りで発足した評議会だったが、それに参加する実業家がいなくなってしまったため、大統領は16日、ツイッターで両評議会の解散を発表した。

 評議会の発足当初はテスラのイーロン・マスク氏や、ウーバーの元CEOなどシリコンバレーのリベラル派実業家なども名を連ねていたが、大統領が失言や失態のたびに次々と辞任した。

 今回、死傷者を出したシャーロッツビルの白人至上主義団体集会を受けて、トランプ大統領が白人至上主義を擁護する声明を発表したことを受けて、製薬会社メルクのCEOを含む3人が即刻辞任。トランプ大統領はなかでも特にメルクCEOの辞任に憤慨し、ツイッターで同氏を名指しで批判した。

 その直後から、大統領声明に対して国内外からの批判が高まり、やむなく弁明するために行った2度目の会見でも、トランプ大統領は再び白人至上主義を擁護する声明を発表。それまで残っていたジェネラル・エレクトリック社(GE)や、JPモーガンCEOなどの保守派の実業家もこぞって大統領の声明に真向から反対するステートメントを発表して、辞任した。

 同大統領が白人至上主義を擁護する声明を出したことに、アメリカ国内だけでなく、ドイツや英国、イスラエルなど世界各国のリーダーも反意を表明している。

元記事:Trump Disbands Business Councils As CEOs Flee After Charlottesville Remarks
トランプ大統領に関する記事 >

この記事の寄稿者





アクセスランキング


>>総合人気ランキング

企画

保守派とリベラル派、2つの視点でニュースを読む。