アトランタのスポーツジム、警察官と軍人の入会を禁止

アトランタのスポーツジム、警察官と軍人の入会を禁止


 ジョージア州アトランタにあるフィットネス・ジム「EAV Barbell Club」が、警察官と軍人は入会を禁止するとした手書きの貼り紙の写真をインスタグラムに載せ、その内容と下品な言葉遣いに非難が殺到した。オーナーによると、同ジムのメンバーの大半はマイノリティー(編集部注:同地域では黒人を意味するのが一般的)であり、警官や軍人の存在は会員に不安を与えてしまうというのが理由だ。同貼り紙は取り外されたが、オーナーはきちんとした表記の表示を改めて取り付けると言っている。一方、アトランタ警察署は地元テレビ局の取材に対し、「この規則によって同ジムの非常事態に警察の出動が妨げられることはない」と述べた。警官、軍人の入会禁止に対するRedとBlueの見解は?

出典『CBS News』
元記事:Atlanta gym bans police officers, members of military from joining

RED: この経営者がしたことは合法だが、バカげている
“American Gym Owner is stupid…legal, but stupid ”

 ジョージア州アトランタのスポーツジムのオーナーが、警察官と軍隊員は彼のジムの大半の会員(マイノリティーだと表現している)を不安にさせるから、加入できないと言っている。どうしてだ? そのジムの会員たちは犯罪者なのか? あるいはISISのメンバーか? いや、バラク・オバマが8年前に大統領になった時、黒人たちが常に犠牲者であるという社会通説を助長させたことに原因があるのだろう。彼は黒人犠牲について、行く先々で常に宣伝するような行動を取り続けた。こうした元大統領の行動は、社会に影響を与えて当然だ。それで、すべて説明がつく。

 この愚かなジムの経営者が、自分の施設に警官と軍人を入会させないことはできる。しかし彼の顧客は、警官であれ軍人であれ、恐れるべきではない。数字で検証しよう。FBIによると、ざっと1,200人のアメリカ人が過去2年の間に警官によって殺されている。しかし同じ期間に約9,000人の黒人が、他の黒人によって殺されている。つまり、黒人が警官によって殺されるよりも、同じ人種である黒人によって殺される確率の方が8倍も高いということだ。警官と軍人が彼らを不安にさせるという理屈はばかげている。禁止するのは合法だが、バカげている。


BLUE:ジム経営者が法的権利を行使し、インスタが炎上
“Atlanta Gym Exercises Its Legal Rights, Internet Goes Crazy”

 この南部にあるジムは個人事業だ。服装の規則を設けるのと同じように、警官を歓迎しないなら、そうする権利がある。アメリカにおいて差別禁止法があるのは、一定のグループの人々が差別されてきたからだ。こうした法律は人種、宗教、出生国、性を理由に差別されることのないよう、人を守っている。しかし、警官と軍人は差別禁止法によって守られる対象ではない。なぜなら、差別に苦しめられるグループではないからだ。

 実際、アメリカ人の多くは、我々アメリカ市民を“差別するために”警官と軍人が出動させられたことを覚えている。例えば、第二次世界大戦中に、日系アメリカ人がアメリカ人であるにもかかわらず強制収容されたときがそうだった。あるいは1960年代のアフリカ系アメリカ人の公民権運動における不穏な状態のときもである。アフリカ系アメリカ人は、その他の人種よりも警官によって殺される可能性が高いという統計が出ている。もちろん、ほとんどの警官は彼らの職務をうまく公正にこなしているが、残念なことに、アメリカではすべての人が警官を信頼してはいないのが事実である。

記事トピックスは、過去のメジャーな事件やニュースも含みます。

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