トランプ大統領の誤字を訂正するウエブスター辞書のツイートがすごい

トランプ大統領の誤字を訂正するウエブスター辞書のツイートがすごい


 トランプ大統領がツイートする文章には誤字(スペルミス)が多く、ときには単語の使用法が間違っていることすらあるということは、アメリカ国内外でも周知の事実だ。そんな大統領の間違ったツイートを正すべく、彼が何かをツイートするたびに、誤字や単語の誤用について、正確で丁重、穏やかな文調で本来の単語の正しい使い方やスペルについて淡々とツイートする、メリアム=ウエブスター辞典のツイート・チームの根気強さが話題になっている。

 先週、大統領が白人至上主義集会の擁護する発言を繰り返したことで、審議会のメンバーらがこぞって辞職するなど孤立しかけた大統領が、19日になって急に平和を呼びかけるツイートを2つ出した。しかし、その中にも誤字があったために、呼びかけとは逆の意味のことが伝わり、大統領の意図とは異なることが話題になってしまうという皮肉な結果になった。ウエブスター辞典チームのツイートによって、その間違いに気づいた大統領が、その二つのツイートを削除する前に拡散された画像はこちら

 大統領はツイートに、「我々の偉大な国は長い間、二つに分断されている。 ときには和解するために抗議が必要&我々は和解するだろう&以前より強くなるだろう」と書きたかったようだが、「和解するために」を意味する「heal」を、同じ発音だがスペルが異なる「heel」と記してしまった。その結果、文章は「人を卑しめる(見下げる)ために」という意味になり、しかも、この「heel」とは、犬の飼い主が、飼い犬に向かって「ついて来い!」と命令する際にも使用する(特に飼い主の先を歩く犬に向かって、飼い主の踵を追うように後ろを歩けと命令するときに使う)言葉であるため、白人至上主義者の持つ横暴なイメージに重なり、「いくらなんでも、この間違いはないだろう」という波紋と失望がネットに広がった。

 この件に関しても、ウエブスター辞典のツイッターは、淡々と大統領の使用した単語に一言でわかる説明を加えて下記をツイート。

 人々がウエブスターの素早い対応に感嘆している間に、大統領は何事もなかったかのように誤字を書き直した声明文を改めてツイートした。

元記事:Merriam-Webster Steps In After Trump Tells America To ‘Heel’
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