ベビーパウダー訴訟、ガンのリスク告知せず賠償金約460億円

ベビーパウダー訴訟、ガンのリスク告知せず賠償金約460億円


 家庭用や医療用ヘルスケア製品などを取り扱う多国籍企業、ジョンソン・エンド・ジョンソン社。同社の商品の中でも、最も一般に知られている日用品といえば、白いボトルに入ったベビーパウダーだが、それを使用したことが原因で末期の卵巣がんを患ったという女性が同社を訴えていた件で、米ロサンゼルス高等裁判所は21日、同社に対し原告女性に4億1700万ドル(約460億円)を支払うことを命じた。同社は「当社のベビーパウダーの安全性は科学的な裏付けがある」とし、上訴する方針だ。

 この訴訟は、同社のベビーパウダーの成分にはタルク(滑石)が含まれており、同社はタルクを生殖器に使うと卵巣がんを引き起こす危険性があること知りながら、それを消費者に警告していなかったことが争点とされた。エバ・エチェベリア原告(63歳)は長年、女性器周辺の衛生を保つためにベビーパウダーを使用し、その結果としてがんを発症したと昨年7月に訴えていた。

 同様の訴えは全米で4,800件も起きているが、そのうちのひとつであるミズーリ州セントルイス裁判所が扱ったケースでは、同社に3億700億ドル(約340億円)の賠償金の支払いを命じている。

引用元:J&J Ordered to Pay $417 Mln in Trial Over Talc Cancer Risks
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