Appleの秘密主義に迫る!

Appleの秘密主義に迫る!


発売前の商品を自慢できないApple社員

 新製品の開発に関わった一部の社員は、テスト使用の意味もあり、発売前の製品を無料でもらえる。しかし、以前にあるApple社員がiPhoneをバーに置き忘れた際、その場にいた人たちが、それが未発表のiPhoneということに気づき、写真を撮りまくり、情報が漏れてしまった。それからは、発表・発売前の製品はAppleキャンパス外に持ち出すことを禁止されている。

入館制限・撮影禁止

 Apple社員は自分の働いている建物以外への入室ができないようになっており、他の建物はカフェテリアやメイン・ロビー以外は入館禁止だ。また、社員であっても、ゲストであっても、Appleキャンパス内での撮影は全て禁止となっている。そのため、Appleに見学に行っても、実際に入れる場所は限られており、撮影もできないので、「Apple本社へ来た!」という感動が正直薄くなる。しかし、それでも完成間近の自社ビルには、ビジターセンターやスティーブ・ジョブズ・シアターなどが併設されており、写真を撮れる一般公開のエリアもあるので、訪れる方としてはせめてもの救いである。今後はApple本社へ行く楽しみも増えそうだ(※iphone8/Xの発表を行ったスティーブ・ジョブズ・シアターはすでに完成しており、特別なイベントの際のみオープンされる)。

新製品発表の瞬間! Apple社員はどうしているのか?

 世界中の人たちが毎回注目するAppleの新製品発表。その際、Apple社員はカフェテリアやカンフェレンスルームで、発表記者会見をライブで見守り、拍手喝さいを送る。シリコンバレー・エンジニアの中でも特に働き者と言われ、それまで製品の秘密を守り続けたApple社員たちは、この瞬間が一番の喜びだそうだ。

 おしゃべりな私が仮に「秘密主義」のAppleで働いたとしたら、話せないことばかりでストレスになりそうだが、Apple社員の友人は、「この秘密主義を貫いているからこそ、毎回、新製品発表の際には、世界中の人にプレゼントの箱を開けるようなドキドキ・ワクワクを提供できるんだ!」と嬉しそうに話していた。Apple創業者の故スティーブ・ジョブズは「夢を売る」ということを信念にしていた。ジョブズの信念は今も、Apple社員に受けつがれているのだ。

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