未来のハイテク産業を担う女学生たちを米企業が支援!

未来のハイテク産業を担う女学生たちを米企業が支援!


 アメリカの企業が行う社会還元活動は、スケールが大きい。なかでも特に、未来を担う子供たちのために行う活動には夢や希望が詰まっている。今回ここで取り上げるニュースも、名だたる企業が支援している社会還元活動のひとつである。

 「科学技術を学ぶ機会を通して、世界の子供たち、特に女の子たちにイノベーターやリーダーになる力と機会を与えよう」というミッションのもと、カリフォルニア州ロスアンゼルスで設立された非営利団体「Iridescent」。MITメディアラボや国連を公式パートナーにもち、グーグル社、オラクル社など、大手IT企業がサポーターとして、その活動を支援している。今年も、その彼らが主催するハイテク技術コンペティション「Technovation」の優勝者が決まった。

 このコンペティションは、「テクノロジー産業が連携して行う社会的意義のある取り組み」として、非常に評価が高い。今年は世界103カ国から集まった約11,000人以上の女子学生たちが、与えられた課題である平和、貧困、環境、平等、教育、および健康の分野の諸問題を、テクノロジーを用いて解決するためにチームを結成し、コンペティションに参加した。挑戦者たちは、自分たちが選んだ課題に対し、モバイルアプリとビジネスプランを作成する。厳しい審査を勝ち抜くと、「Technovation ワールド・ピッチ・サミット」と呼ばれる最終審査に進むことが許される。この映像は今年のものではないが、コンペティションのサポーターであるAdobe社が作成したビデオだ。これを見ると、コンペティションの様子が分かるだろう。

 今年このコンペティションに残ったのは、全6チーム。彼らは今月初めにシリコンバレーのGoogle本社に集結し、支援各団体から派遣される専門家たちと共に1週間に渡る指導やアドバイスを受け、技術を磨いた。

 今年の優勝者は"/Flash"と名付けられた、カザフスタンのアルマトイ在住のティーンエイジャー女子チームだった。彼女たちは「安全」をテーマに「QamCare」というアプリを開発。これは、緊急時に家族や身内が子供らの居場所をGPSで探せるアプリで、GPSを使ったアプリのアイデア自体は新しいものではないが、事前登録された信頼できる人間のみがアプリユーザーのGPSの最終通過地点を見られるという機能になっている。子供たちの安否を確認できるだけでなく、この仕組みが文字通り「安全」という点が高く評価された。

 ITとテクノロジーの聖地とも言うべきシリコンバレーで、Googleのスンダー・ピチャイCEOら、 世界のテクノロジー産業をリードするビッグネームたちと直接話すことができたコンペティションの参加者たち。こうした貴重な経験ができる機会を与えられた子供たちは、それぞれの国に戻り、その国の技術革新に将来寄与していく存在になるだろう。

引用元:Google CEO promised Almaty schoolgirls to open office in Kazakhstan
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