フェイスブックの節度ポリシー情報が漏洩

フェイスブックの節度ポリシー情報が漏洩

引用元『Leaks 'expose peculiar Facebook moderation policy'』:https://goo.gl/KCBFkh


 フェイスブック社の“モデレーション・ポリシー”(節度方針)が記載されたマニュアルが漏洩したと英国ガーディアン紙が報道した。そのマニュアルには、フェイスブックに掲載された映像やコメントが凶悪、性的、人種差別、憎しみ、テロ支援などを示唆していないかを判断する基準が記されており、モデレーター(調整者)と呼ばれる担当者たちの教育用に使用している。その内容には、ヘイトスピーチやリベンジ・ポルノ(過去に性的関係にあった相手のセクシャルな画像を復讐目的で無断公開すること)、自虐行為や自殺映像、共食い、暴力による脅迫など、慎重を要するトピックについての扱い方が示されている。

 ガーディアン紙の取材に応じたフェイスブック社モデレーターのひとりは、同じトピックでもどのポストが削除され、どのポストが残るかは「判断基準に一貫性がない」と話している。この漏洩を受けて、デジタル権利に対するキャンペーンを続けるオープン・ライツ・グループは「同社が各人の発言の良し悪しを判断することは言動の自由に密接に関係するため、そのプロセスを透明化するべき」とコメントした。

 フェイスブック社のグローバルポリシー・マネージメントは、「言論の自由を守りつつ、安全なサイトを運営するために、考慮するべき項目が多々ある非常に難易度が高い判断だが、社をあげて真剣に取り組んでいる」と話している。人を不快にさせるポストや危険なポストを排除することと、言論の自由を守ることの境界線を判断する同社のモデレーター担当者は約3,000人いると言われており、AI由来のアルゴリズムも使用している。しかし、それでも警戒は足りないとし、英国の子供虐待防止のための国民協会(NSPCC)は、「あと3千人いても足りない業務」だと話している。

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