Bizseeds 寄稿者の本

Bizseedsの寄稿者が出版した書籍の一部から編集部がセレクトしてご紹介。
コラムの連載とあわせて、書籍も是非お楽しみください!

政治・社会関連

注目の一冊!

世界は本当のアメリカの「半分」を知らない――変わりゆくアメリカを知る必読書!

私達が「アメリカ」と聞いてまず頭に浮かぶのは、日本人の人口比率も高い首都ワシントンやニューヨーク、ロサンゼルスに代表されるリベラルな街のイメージだろう。都会の情報は日本でも先行して入りやすく、そもそもアメリカの報道はほとんどがリベラル寄り。そのためアメリカ国内に住んでいても、リベラルな青い州に住んでいれば、「アメリカの半分は保守派であり、よって国の半分は赤い州なのだ」という事実をうっかり忘れてしまうほどだ。しかし、それは間違いだ。真のアメリカは、赤い州なくして存在しない。

一般的に私たちは、あまりにも赤い州のことを知らない。本書内にも詳しく説明されているが、世論を二分する人工中絶と銃問題、移民問題、同性愛結婚、貧困問題、教育問題に至るまで、赤い州と青い州とでは、あらゆることに対する見解や評価が異なる。そして赤、青の思想的な相違に起因する「分断」ばかりに焦点が当たるため、保守層の市井の声はなかなか他国の人々には届かない。そんな中、この本ではアメリカ国内においても知られないような赤い州の現実が、根拠あるデータや情報と共に鮮明に語られている。詳しくは本を手にとってもらえばわかるが、あらゆる事象に対する著者の視点や、政治や社会の矛盾に対する鋭い指摘は大変興味深い。

西森マリー氏のように現在進行形でアメリカの保守派の現状を日本語で語れる人材が存在することは極めて幸運だ。トランプ政権への批判が止まないアメリカにおいて、本書に書かれた内容を正々堂々と語ることは、非常に勇気がいることでもあるだろう。たとえ保守派の州に住んでいても、反トランプから非難されることを恐れ、「思っても語らず」を貫いている人は多いことと思う。本書はそうした意味でも貴重な本だ。しかも著者の西森氏はもともとリベラル派で、イスラム教徒という立場である。そんな彼女が思想の違いを受け止め、理解し、 ジャーナリストとして真摯に現実を伝えようとする姿勢は敬服に値するだろう。この本を読み、分かりにくいと言われる保守派のアメリカ人の考え方が理解できれば、アメリカという国がこれまでとは違って見えてくるに違いない。(編集部)



アメリカ18州で過ごしたことで見えた、アメリカ格差の現実とは?

連邦政府職員である夫の転勤に伴い、時には政府の裏側の様子も垣間見ながら数年間に18州を転々するという特異な経験は、そう出来るものではないだろう。驚くような貧富の格差に始まる、現在のアメリカ社会が抱える社会問題の「不透明感」が実体験とともに紹介され、本を読み進めながら著者の経験を追体験しているような気持ちになった。リベラル派に寄るでもなく、保守派に寄るでもなく、アメリカ社会の現状を丁寧に掘り下げながら、変わりゆくアメリカを市井の目線で分かりやすく解説している一冊。(編集部)


ビジネス・自己啓発

ペンタゴン・エリートたちが自らを鍛える、7つの最強メソッド!

スナイパーの呼吸法にはじまり、紹介されているメソッド自体はどれもシンプルで、日常生活でも実践できるものばかり。出来ることをコツコツ積み重ね、自分の限界を超え続けることこそが、心身を鍛える最良の術。「言うはやすし」だが、これを全部「毎日こなせ」と言われたら、なかなか難しいかもしれない。とはいえ映画の中の世界を彷彿させるような米国防相ペンタゴンの現場で起きたエピソードの数々は真に迫るものがあり、圧倒される。本書にある「修練のない人生は存在しない」という言葉が印象に残った。(編集部)



45話の短い読み切りで作り上げる、極限状態でも折れない「心」

メンタル不調者が年々増え続けているという話をよく耳にするが、どんな状況下でも折れない心をつくるための5つのステップを紹介している本。格言にはじまる短い読み切りのストーリーが45話ある構成で非常に読みやすい。「折れない心と、強い心は違う」ということや、「心のキャパシティは広げられる」という発想は目から鱗だ。何かに悩んでいる人も、そうでない人も、是非手に取ってほしい一冊。(編集部)



IT分野第一線で、エンジニアとして働く著者が語る「アメリカで働くということ」

本書はアメリカで働きたい人であれば、エンジニアに限らず必見の一冊と言える。面接から就職、解雇に至るまで、日本とはまったく異なる常識で動くアメリカ企業の「リアル」が、著者の体験と共に語られている。多くのエンジニアが一度は「ソフトウェア開発の最前線である米国で働いたら、どんな感じだろう」と思うことがあるだろうが、それは手の届かぬ遠い世界ではないのだと、著者は言う。彼が本書を執筆した理由は、アメリカに職を求めることが叶わぬ夢などではなく、「キャリアの選択肢のひとつ」であることを知ってもらうため。同時にアメリカの職環境がファンタジーランドではないことを認識してもらうために、メリットだけではなく、デメリットにも隠さずに触れることを重視したそうだ。「リアリスティック」にアメリカを目指したい人には是非読んで欲しい。(編集部)



普通のOLからNFLチアリーダーへ。齋藤佳子流の「夢や目標のかなえ方」

『この本を読み終わる頃には、皆さんのお顔に笑顔があふれ、「よーし、やるぞ!!」とエネルギーいっぱいとなりますように……!』と本人が語る通り、ポジティブさに溢れた一冊。自分を信じること、様々な壁にぶち当たっても前に進み続けて夢を叶えることの大切さを語っている。コミュニケーション力を高める秘訣や、女性ならではの自分の磨き方、日本人らしさを大事にしながらもグローバル社会で生き残るためには、いかに対等に自分を魅せるべきかなどの秘訣は女性必読。(編集部)


英語学習

Bizseeds連載陣、ケネス・ローレンスがペンタゴンの本物の諜報員ら書き上げた本書は、アメリカ国防総省が誇るDefense Language Institute (DLI) のメソッドをベースに独自にデザインした10日間の英会話レッスン。DLIとは諜報員レベルのエキスパートを専門に育成することで知られる、世界最高の語学教育機関。アラビア語や中国語、タイ語などアメリカ人にとってはなじみのない難解な言語でも、知識ゼロの状態から半年~1年半の学習をすることで、国防の現場での語学スペシャリストとして完全に機能するようになるとうのだから驚き!これであなたも英語の達人に?!(編集部)



正統派古典文学の「英語」は、現代社会のエリートたちの教養のあかし!

英語圏に住んでいると、よく「シェークスピア」の英語を引用した会話に出会う。古典的名作は学校でも習うし、演劇や映画などで楽しむシェークスピアもよいが、ビジネスシーンや政治家たちがサラリとスマートに引用するシェークスピアの言葉を学んでみるのは、確かによい英語の勉強になるだろう。様々な場面で引用できそうな知的フレーズが満載なのが魅力の一冊だ(編集部)


ライフスタイル

創業450年の老舗が教える庖丁の研ぎ方を日本語と英語で!

京都・錦市場商店街に店を構える小さな庖丁店「有次 錦店」。450年の歴史を以てして、今なお前進を続ける老舗の小さな商いのこだわり、日本が誇る職人仕事の凄み、そしてそれを使う人々の道具への思いを 丹念に取材し、庖丁の買い方から手入れの仕方まで、有次の庖丁をめぐるすべてが凝縮。すべての文章に英語も併記。なぜ、有次の庖丁は料理のプロから支持されているのか? なぜ世界中からこの小さな店をめがけて人が集まるのか? 知りたくてもわからなかった疑問にこの本が答える。(編集部)