アメリカにピクルス・ブーム到来? ピクルスで挟むサンドイッチ登場

アメリカにピクルス・ブーム到来? ピクルスで挟むサンドイッチ登場

当サイトでも「どうやら今年のアメリカのトレンドはピクルスらしい」とお伝えしてきたが、それを裏付けるような面白いサンドイッチが登場した。パンの代わりのピクルスに具を挟んだサンドイッチだ。これまでは添え物にすぎなかったピクルスが、最近やけに存在感を増している。


ピクルスのサンドイッチ専門店とは?

 今年のアメリカのトレンドのひとつは、ピクルスらしい。当サイトでもこれまでにピクルス・リップクリームや、ピクルス・アイスクリームの記事を紹介してきたが、ここに来てSNSを賑わせているのが、ピクルスのサンドイッチだ。それだけ聞くと、サンドイッチの“中身”が何か特別なピクルスかと思うかもしれないが、中身ではなく外側、つまりパンの代わりがピクルスなのだ。

 ご覧の通り、ハムやチーズ、バター、マヨネーズなど一般的なサンドイッチの具やトッピングを、縦半分に切った大きなピクルスで挟んでいる。値段は具によって異なり、サラミなら1個$8.50~(約870円)、ローストビーフは1個$9.50~(約970円)。これを考案、販売しているのはニュージャージー州にあるElsie’sというサンドイッチ屋だ。

 縦に薄く切ったピクルスで具をクルクルと巻き、それを6等分に切った「ロールアップス」も各種揃い、値段は$9.00〜(約920円)。これは薄いトルティーヤの皮で巻いたラップ・サンドイッチや、欧米風の巻き寿司のような見た目で、巻きものはピクルスか、きゅうりを選べるのも面白い。

炭水化物抜きの健康ブームに乗って

 最近のアメリカでは、炭水化物を抜く人が増えたため、ハンバーガー専門店でも続々と「バンズなし」のバンズレス・ハンバーガーをメニューに加え始めている。西海岸を中心に全米展開している人気のハンバーガー・チェーン「In-N-Out」では、すでに数年前からバンズの代わりにレタスでパテを挟んだ「Protein Style」というハンバーガーを出しており、カジュアルなレストランなどでも、バンズ抜きバーガーがメニューに載っている店が増えてきた。

 重ねたレタスで肉やハムを挟むよりも、ピクルスで挟んだ方が食べ応えがあるとか、ピクルスは酢漬けだからヘルシーだとか、さまざまな意見がSNSで飛び交っているが、どんな理由が支持されるにせよ、今後アメリカの飲食店ではバンズ抜き(炭水化物抜き)メニューを用意するところが増えていきそうだ。

この記事の寄稿者

関連する投稿


植物性ミルクは、牛乳よりヘルシーなのか?

植物性ミルクは、牛乳よりヘルシーなのか?

アメリカではヘルシー志向や健康上の理由から乳製品を避ける人口が増え、今ではどのスーパーマーケットに行っても、植物から作られた牛乳の代用飲料がずらりと並んでいる。豆乳、ココナッツ・ミルク、アーモンド・ミルク、オーツ・ミルク、米ミルク……。植物性ミルクは、牛乳よりもヘルシーなのだろうか?


「牛肉を控えても健康上のメリットなし」? 調査結果に揺れるアメリカ

「牛肉を控えても健康上のメリットなし」? 調査結果に揺れるアメリカ

医学学術誌「アナルズ・オブ・インターナル・メディシン」が、「牛肉などの赤身肉を控えても健康上のメリットはない」という調査結果を公開し、菜食主義者や健康を気遣うヘルスコンシャスな人が日々増え続けているアメリカが揺れている。これまでの通説を覆すこの研究発表に対して、主要な国際機関からも反発がおきている。


ニューヨーカーが大絶賛、ナルシストでテックな新フィットネス器具

ニューヨーカーが大絶賛、ナルシストでテックな新フィットネス器具

ニューヨークにあるフィットネス機材のフラッグシップ・ショップが連日賑わいを見せている。これまでの常識を覆すその機材、どんな場所にも設置が可能で、かなりスタイリッシュだ。一体、どんなものなのだろう?


ヴィーガンが崇める植物製肉「ビヨンド・ミート」の勢いが止まらない!

ヴィーガンが崇める植物製肉「ビヨンド・ミート」の勢いが止まらない!

「健康維持と環境保護ができる代替肉ブーム」が、北米で止まらない勢いを見せている。なかでも、植物ベースの代替肉としてベジタリアンやヴィーガンなどの健康志向の人たちを中心に大人気の「ビヨンド・ミート」は、今年5月に上場して以来、株価が2カ月弱で9倍にまで上昇。一時はIPO幹事行が投資判断を引き下げたほど注目が集まっている。


米ヘルシー朝食トレンド旋風に乗るダンキン・ドーナツ

米ヘルシー朝食トレンド旋風に乗るダンキン・ドーナツ

「甘いドーナツとコーヒー」の組み合わせは、アメリカの定番朝食メニューのひとつ。しかし最近のヘルシー志向の影響を受け、ドーナツ屋でさえも、ドーナツ以外の異なるメニュー開発に力を注いでいる。世界展開をするドーナツ・チェーン、「ダンキン・ドーナツ」でも、健康的な「ブレックファスト・ボウル」なるメニューを開始して話題を呼んでいる。






最新の投稿


米大統領選ガイド(10)「トランプは勝てるのか?」

米大統領選ガイド(10)「トランプは勝てるのか?」

2020年11月3日に実施される米大統領選挙。トランプ現大統領率いる共和党とリベラルな民主党が政権奪回を争う選挙戦は、その後の世界情勢にも大きく影響するが、米大統領選のルールはかなり複雑だ。そこで、米大統領選を2000年から取材しているジャーナリスト・西森マリーによる、どこよりも分かりやすい解説をお届けしよう。


BizSeeds編集部スタッフがお届け!『ロックダウン・アメリカ』スタート

BizSeeds編集部スタッフがお届け!『ロックダウン・アメリカ』スタート

新型コロナウイルス、死者・感染者ともに拡大を見せているアメリカ。ロックダウンが始まって1ケ月今日、アメリカのフツーの人は、どうやってロックダウン生活を過ごしているのか? 


新型コロナウイルスでトランプ叩きをする米大手メディア

新型コロナウイルスでトランプ叩きをする米大手メディア

米テキサス州に暮らすイスラム教徒の著者が、米国内でも報道されにくい保守派の声をお届けする、西森マリーの「トランプ支持がなぜ悪い? アメリカ保守派の考え方」。今回はトランプ大統領を嫌っている米大手メディアと民主党によるトランプ・バッシングが、度を超えているという著者の意見を例を挙げて紹介しよう。


コロナウイルスにどう立ち向かう? 12星座「ハリウッド開運術」特別編

コロナウイルスにどう立ち向かう? 12星座「ハリウッド開運術」特別編

ロサンゼルスを拠点に多くのセレブリティを顧客に持つ運命鑑定家、サラ・セイヤスが、お届けする開運指南。今月は新型コロナウイルスが猛威を振るう世の中における、今後の動向を星の配置や数秘の観点からお伝えしていきます。


トイレットペーパーを買い溜めても、コロナが招いた問題は解決しない

トイレットペーパーを買い溜めても、コロナが招いた問題は解決しない

圧倒的にリベラル派が多く住む米西海岸から、トランプ大統領と共和党の政策に真っ向から反対する日系アメリカ人ジャーナリスト、マイク佐藤がお届けする「トランプを支持しない人たちの声」。今回は、新型コロナウィルス感染防止で自宅に篭るべく、個々が食料品や雑貨の買い溜めをして備えているが、「忘れられている備え」があることについて。


アクセスランキング


>>総合人気ランキング