ストリーミング市場を制する米ネットフリックス、加入者数が歴代最大

ストリーミング市場を制する米ネットフリックス、加入者数が歴代最大

世界最大の動画ストリーミング配信企業、米ネットフリックスが、今年の第1四半期の業績を発表し、加入者数は前年同期比8%増で歴代最大の1億4,890万人だと明らかにした。アップルとディズニーの参入で競争が激化するストリーミング市場で今後の伸び悩みが懸念される同社だが、他社との差別化で躍進を続ける構えだ。


ネットフリックスの現状を躍進と見るか、停滞と見るか

 米ネットフリックス(Netflix)社が16日、今年の第1四半期の業績を発表し、加入者数は前年同期比8%増で歴代最大の1億4,890万人(アメリカおよび他地域)、同期の契約件数は960万件(米国174万人、米国以外786万人)だと明らかにした。

 同社の第1四半期の業績は市場の予想数字を超えるものだったが、続く第2四半期(4〜6月)の業績について同社は、米国での値上げの影響を見込んで世界規模での新規契約は500万件と予想している。これが市場予想の609万件に届かなかったため、他社の参入によるストリーミング事業の競争激化の中で、同社の伸びが鈍化すると懸念も広がっている。

コンテンツ力の強さを全面に打ち出して

 同社のリード・ヘイスティングス最高経営責任者(CEO)は株主に宛てた書簡で、「アップルとディズニーという世界的なブランドと競争することに意欲を燃やしている。良い競争は自らを高めることに繋がる」と述べ、1980〜90年代のアメリカで、各社がコンテンツとサービス改善に投資を増やし続けてテレビ視聴者が地上波からケーブルテレビにシフトしたように、視聴者がストリーミング配信に移行し続けるとの見解を示した。

 独自コンテンツを全面に出すネットフリックスだが、最近ではハリウッド俳優のベン・アフレック主演の「Triple Frontier」が最初の4週間だけで52万視聴、ケビン・コスナー主演の「The Highwaymen」も最初の1カ月で40万視聴と、人気のコンテンツを提供している。映画やドラマだけでなく、ドキュメンタリーなどのコンテンツも増やしている同社に、アップルやディズニーがどう対抗していくのか注目が集まる。

参考記事: Netflix, Which Now Has 148.9 Million Subscribers, Is ‘Excited’ to Compete With Apple and Disney

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