トランプ大統領の顔は、なぜオレンジなのか?

トランプ大統領の顔は、なぜオレンジなのか?

米トランプ大統領の顔の色が、「オレンジ色に見える」と思ったことはないだろうか?アメリカでは、彼が大統領に立候補した頃から徐々にオレンジ色が濃くなっていることや、その理由を知りたがる声が継続的にトークショー番組やSNSを賑わせているが、小麦色の肌を手にいれたいのはトランプ大統領だけではないようだ。


トランプ大統領は「セルフタンニング派」か「日焼けサロン派」か?

 米トランプ大統領の顔の肌の色が「オレンジ」に見えることが気になっている人は多い。グーグル検索で「TRUMP、Orange(トランプ、オレンジ)」と入力すると、約7億3千万件も検索結果が出ることからも明らかだ。

 アメリカでは第一印象が健康的だと相手に好印象を与えると信じられている。そのため日焼けをして顔色を良く見せたいと考える人が多いが、ビーチやゴルフに行って丁寧に日焼けをする時間がない人は、塗るだけで日焼けしたように見える「セルフタンニング」の化粧品を使用している。セルフタンニングをする人に性別は関係ないようで、大手化粧品メーカーのクリニークや、トムフォードなど様々なブランドも、こぞってクリーム、ローション、スプレー、ジェル、リキッドなど様々な種類のセルフタンニング商品を出している。

 セルフタンニングは手軽だが、多くの商品において塗りたて時には肌の色が「オレンジ色」になってしまうという特徴がある。トランプ大統領の場合、目の周りだけは丸く青白いことから、UV光線から目を守るゴーグルを着用して入る「タンニング・ベッド」、つまり日焼けサロン方式を愛用しているようだという認識が広まったが、元内勤者たちの証言によると、ホワイトハウスにはタンニングベッドはないことになっている。また、日焼けサロン方式だと顔色がオレンジ色になることはほとんどない。そのため、「大統領はセルフタンニング・ベッドをタンニング化粧品と併用して使用しているのではないか?」という見方も出てきた。

ホワイトハウスが否定するほど注目されるオレンジ顔

 市井の声があまりに煩かったからか、今年2月にはホワイトハウスがそれに関する回答として、大統領はセルフタンニングなど使用しておらず、「単に“良い遺伝子”を持っているだけ」という声明を発表して、さらなる失笑を買った。

 元共和党専属のメイクアップ・アーティストが、「トランプ氏はセルフタンニング商品を常用している」と語ったとの記事などもあるが、ホワイトハウスが認めない限り真実はわからない。

 タンニング専門サイト「tanphysics.com」によると、今のアメリカのタンニング商品のトレンドはモイスチャライザー(保湿)としても使えるタイプで、最もお薦めの商品は「Tan Physics True Color Sunless Tanner」($33、約3600円)。これなら使用してもオレンジ色にはならず、嫌な臭いもなく、ムラなく肌を保湿までできるらしい。

 白人女性だけでなく、褐色の肌の女性たちもフローレスな肌を目指してセルフタンニングを使用する人が多いため、肌の色を濃くするレベルが多数用意されているのもアメリカならでは。日本ではその昔「色白は七難隠す」と言われたものだが、アメリカはその逆で、大統領自らが率先してそれを体現している点も面白い。新商品が次々に発売され続けていることを見ても、小麦色の肌を手にいれたいアメリカ人は大統領だけではないことは間違いなさそうだ。

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