授乳中の働く女性から熱い支持! テックな搾乳機

授乳中の働く女性から熱い支持! テックな搾乳機

働きながら赤ちゃんを育てている女性たちは、世界中に大勢いる。そんな女性たちに支持されている驚きの搾乳機がアメリカにある。「こんなことまで、テックになったか!」という驚きのツールとは?


ウェアブル搾乳機とは?

 子供を産んだことがある女性であれば、一度は悩みの種となるのが「搾乳の問題」。早い時期に粉ミルクに変えてしまう人もいるが、母乳で育てることを決めた場合の宿命として、余分な母乳は搾乳する必要がある。また、働きながら授乳が必要な子供を育てている人は、搾乳したミルクを安全に保管する衛生管理に関する問題や、職場で搾乳を行える場所が確保しにくい等、頭の痛い問題に向き合わねばならない。

 そんな悩める女性たちの救世主として、アメリカで支持されている搾乳機がWillow社の「Willow」だ。ウェアブル商品として発売されているWillowは、ブラジャーの中に機材を入れるだけで搾乳が出来る。最も注目される点は、従来型の搾乳機とは異なり、殆ど搾乳の音がしないこと。またウェアブル・ガジェットの内部は、搾乳したミルクを溜めるための使い捨てビニール袋を入れるような作りになっているので、絞ったミルクの衛生管理もしやすいという。

 また、搾乳するのに手を使わず済むことから、他のことをしながら搾乳ができる。これまでは、搾乳中は搾乳にしか時間が使えなかったが、搾乳中にも他のことが出来るのは、幼い子供を持つ多忙な母親には夢のようなツールだ。その商品を紹介した映像はこちら。

2017年のCESで話題になった商品が今年ブレイク!

 この商品は電子機器の見本市である「CES(Consumer Electronics Show)」で2017年に紹介されたものだが、今年になって、改良版のセカンド・ジェネレーション(第二弾)が発売された。セカンド・ジェネレーションは、組み立てがより簡単になり、搾乳スピードもさらにパワーアップした。授乳中の女性にターゲットが絞られた商品ゆえに、市場浸透は緩やかだったそうだが、今年のCESに再び同社のナオミ・ケルマンCEOが登壇して、改良商品について話したことで、一気に発注数が伸びたらしい。昨年末の実績では販売数が2万台だったところが、今年だけで5,000台の注文が入ったのだという。

 アメリカには子供の出産が近づくと、「ベビー・シャワー」と呼ばれるイベントを開催し、プレゼントを贈る習慣がある。最近ではこのベビー・シャワーのプレゼントに「Willow」を希望する人も増えているらしい。値段は一台500ドル弱と、一般的な搾乳機の約10倍という高級品だが、搾乳作業から解放されて「時間を買える」という発想をするなら、この出費やベビー・シャワーのプレゼントにリクエストすることにも大いに意味があるだろう。

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