トランプ大統領、パリ協定脱退演説でMIT環境研究の数値を間違えて引用

トランプ大統領、パリ協定脱退演説でMIT環境研究の数値を間違えて引用

引用元『Trump misunderstood MIT climate research, university officials say 』:https://goo.gl/TCnQVx


 マサチューセッツ工科大学(MIT)によると、トランプ大統領がパリ協定からの脱退を宣言した演説の際、同大学の環境研究データ数値を大幅に間違えて引用したという。
 脱退を宣言した際、トランプ大統領はパリ協定が世界の気温変動に対応できるインパクトをほとんど与えないことを理由に挙げ、「全世界で協定が定めたことを行なっても、2100年までに気温を摂氏0.2しか下げられない。それは、とても小さな、小さな量だ」と、その影響力の小ささを、ジェスチャーを交えて国民に伝えた。ホワイトハウスは、その数字の引用元は2016年4月に発行された『ザ・ケンブリッジ』誌に掲載されたマサチューセッツ工科大学による「パリ協定によって、どれほどの差が生まれるか?」という記事だとしたため、マサチューセッツ工科大学の研究チームが「我々はパリ協定脱退を支援しない」と反論。研究データは、もし「何もしなければ」2100年までに地球温暖化が5℃以上進むところを、パリ協定によって温暖化をそれより0.6℃〜1.1℃減少させられるのであり、大統領の引用とは意味が異なると話した。

 トランプ大統領はこれまでにも繰り返し、地球温暖化の科学説に対して疑問を投げており、地球温暖化はアメリカの経済力を弱めようとする中国の侵害による悪ふざけであると発言したこともある。

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