マインドフルネスの味方! テックな瞑想クッション

マインドフルネスの味方! テックな瞑想クッション

「マインドフルネス」という言葉がアメリカに浸透して久しいが、「マインドフルネス」を手に入れるために最も推進されているのが「瞑想」だ。グーグル社などの大企業や米軍など、生産性の向上のために精力的に瞑想を取り入れている組織も多い。そんな中、慣れない人でもすぐに深い瞑想に入れるように開発中の商品が早くも話題になっている。


分かりにくい「マインドフルネス」の定義をおさらい

 日本でも「マインドフルネス」という言葉は、徐々に浸透しつつある。この言葉の定義は極めて曖昧で、一般的には「いま、ここに心が集中している状態」などと説明されることが多い。しかし、この曖昧感こそがマインドフルネスそのもので、「100%明確だと言い切れる定義がないこと自体が人の心のあり方が多様であることの証明だ」とも言われている。

 それぞれの心のあり方が多様でも、多くの人が一様に「いま、ここ」を体験できるのが「瞑想」だ。しかし、瞑想には様々なスタイルがあり、深い瞑想状態に入れるまで極めようとすると、かなりの訓練が必要となる。そこに着目した企業が、ニューヨークに本社を置くAduri社だ。同社は現在、瞑想の経験が浅い人でも、容易に深い瞑想状態に入ることが出来るという瞑想用クッションを開発している(2020年発売予定)。座布団のようにお尻の下に敷いて座る商品で現在もキックスターターでサポーターを募集中だ。

バイブレーション機能が深い瞑想にいざなう

 開発の段階から話題になっている商品だが、注目を集めている主な理由は「瞑想アプリを超えた体験への期待」だと同社は分析している。アメリカ疾病予防管理センター(CDC)によると、過去3年間で、アメリカにおける瞑想人口は14%も増加している。それに比例するように、多くの企業が瞑想アプリを開発したり、リラクゼーション用のヘッドセットなどを開発して世に送り出しているが、「瞑想という体験そのものを深めるサポートに徹する」ことに着目したツールは、確かにまだ少ない。

 このクッションは利用すると微振動が加わるようにデザインされており、その振動により多感覚的に瞑想誘導できるそうだ。また、クッションは個人の瞑想パターンや瞑想する際の姿勢を記録し、その人に合った瞑想誘導のパーソナライズ化を可能にするという。連動するアプリには、多数の瞑想誘導サウンドも完備。それらのすべてが人の感覚を無限大に広げ、深い瞑想に誘うというわけだ。

 発売前とあって、まだ全貌が明らかにはされていないが、これを使うとどれだけ深い瞑想状態に入れるのか、気になる人は多いようだ。

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