昨年1年間で約70万人がカリフォルニアから他州へ引っ越した?!

昨年1年間で約70万人がカリフォルニアから他州へ引っ越した?!

全米最多の人口を誇り、アメリカで3番目に面積が大きいカリフォルニア州。GAFAをはじめ、世界的に有名な大企業が本社を構えることなどから税金や生活費が驚愕的に高額になったこと、そして政治面ではリベラルに偏り過ぎたことなどから、「もう、住めない!」という人が続出! 1年間で約70万人がカリフォルニアから逃げだしている。


「カリフォルニア・ドリーム」の現実は?

 ロサンゼルス、サンフランシスコ、サンディエゴ、サンノゼ(シリコンバレー)など、アメリカを象徴するような都市が位置する西海岸最大州かつ、全米最多の人口を誇るカリフォルニア州。GAFAをはじめ、世界的な大企業が本社を構えることなどから税金や生活費が驚くほど高騰し、家賃を払えない人が続出し、昨年(2018年)1年間だけで、約70万人(約691,000人)もの人が、カリフォルニアから逃げだしている

 カリフォルニア州から他州へ逃げ出した人たちが移住した先は以下の通り。

1位:テキサス州  約86,000人
2位:アリゾナ州  約68,000人
3位:ワシントン州 約55,000人
4位:ネバダ州   約50,000人
5位:オレゴン州  約43,000人

他州へ引っ越すのは物価高だけが理由ではない

 年収が1千万円以上あっても贅沢な生活はできないと言われる今のカリフォルニア州において、税金も生活費も低い他州へ引っ越す人が増えたのは当然のことだろう。ただ、引っ越した人は金銭的な理由だけでなく、たとえば「不法移民は各自の背景や条件に関係なく、すべて州税で不法移民の面倒をみよう」との姿勢をみせる同州の政策が、「あまりにもリベラル過ぎる」という政治的な理由から、保守派はもとより本来はリベラルな考え方をしていた人まで逃げ出す結果になっていることも問題視されている。

 逃げ出した人もいれば、今でも「カリフォルニア・ドリーム」を求めて同州へ移り住んで来る人もいて、昨年の同州への移住者数は約501,000人。しかし、こうして相当数の人が移住し続けているものの、州を出て行く人の数を下回っているのが現状だ。米国勢調査によると、同州を去る人の人数は2011年の約562,000人から2018年の約691,000人まで7年連続して減り続けている。経済と政治の両方が大量人口流出に大きく影響している例といえそうだ。

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