彼氏に携帯で自殺を勧めた少女に有罪判決

彼氏に携帯で自殺を勧めた少女に有罪判決

引用元『Guilty verdict in U.S. trial tying suicide to teen texting』:http://www.reuters.com/article/us-massachusetts-crime-suicide-idUSKBN19714W


 マサチューセッツ州の裁判所で16日、当時のボーイフレンドに自殺を勧めた少女に故殺罪の有罪判決が下された。2014年に車を発電機に故意に衝突させて自殺したコンラッド・ロイさん(当時18歳)の死亡をめぐり、ミッシェル・カーター被告(20歳、事件当時18歳)が当時のボーイフレンドだったロイさんに送り続けた携帯電話のショートメールによる自殺遂行の勧めが、故殺罪になるか否かと言う点に注目が集まっていた。
 検察側はカーター被告が、被害者を支配することを楽しみ、ボーイフレンドを失った自分に同情が集まることを望んだ結果の事件だと訴えた。一方、被告弁護人はカーター被告が精神疾患薬を服用していたことを強調したが、モニズ裁判長は有罪判決を言い渡した。一旦落ち着きを取り戻してカーター被告に電話を掛けたロイさんに対し、カーター被告が再び車に戻るように促したことが、この判決の最終的な決め手となった。カーター被告には20年の服役が求刑された。
 この判決に対して、ノーザン大学法学部のメッドウェッド教授は「被告の言動は道徳が欠如した酷いものだが、誰かの発言がロイさんの死亡に法的責任を持つかどうかは判断が難しいところ」と懸念を示している。米国50州のうち、40州において自殺を勧めることは罪になると法律で定められているが、マサチューセッツ州にはその法律はない。

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