いらないものは何でもお金に変える! アメリカ・不用品処分トリビア

いらないものは何でもお金に変える! アメリカ・不用品処分トリビア

アメリカ人は総じて商魂たくましい。「売れるものは何でも売る」のはアメリカで生活する人間の鉄則だ。では、どんな方法で不用品をお金に変えるのか? 今日はアメリカの不要品処理の仕方に迫ってみよう!


 日本でも洋服やバッグ、宝石などのアクセサリーで状態のよい不用品は、リサイクル・ショップやフリーマーケットなどを利用して、売ってお金に変えている人はいるだろう。しかし家具など大型の不用品に関しては、市町村に大型ごみ手数料を支払って回収してもらうか、有料業者に頼んで処分するのが一般的で、売るどころか引き取ってもらうのにお金がかかることは周知の通りだ。
 アメリカでも不用品を処分するのにはいくつかの方法があるが、お金を誰かに支払って回収をお願いするという発想は少なく、逆にお金を「もらう」のが一般的だ。今日は日本にもあるリサイクル・ショップの活用などは除外し、「いかにもアメリカ的」と言える方法のいくつかを紹介しよう。

1) ガレージセール
 ガレージセールとは、自宅の前庭や車庫の前にいらなくなったものを並べて、自宅前を「商店化」して、不要品を売りさばく方法。新品に近いキレイな食器や洋服だけでなく、どう見てもガラクタにしか見えない物や、そもそもの使い道が不明な物体まで、とにかく何でも並べて売ろうと試みるのがアメリカ流。晴天が続く夏場の週末は、ガレージセールを行う人の数が増える。家の近所に手書きの看板を数か所おいて、ガレージセール実施を告知するのが一般的だ。

2) Goodwill
 Goodwillとは世界17カ国にある、障害者やホームレスの人々など社会的に不利な立場に置かれている人々が働けるように無料で職業訓練をしたり、雇用サービスを行う非営利団体で、全米の至るところにある。団体を運営していくために大型リサイクル・センターを併設しており、誰でも安価で家具や古着を購入できる。そのリサイクル・センターでは、大型の家具でも何でも、そこまで持っていけば引き取ってもらえる。かなりボロボロの家具でも、回収を拒否されて突き返されることは、ほぼないに等しく、集めた不用品はセンター内で格安で販売される。ここには不用品を売ることはできないが、「寄付」という方法を取るため、不用品を持っていくと税金控除の対象になる。寄付したものを一覧にする紙が手渡され、その相当額によっては税金対策になるという仕組み。寄付を行えば税金の支払額が少しでも減り、しかも非営利団体の運営にも役立つからと、不要物はゴミに出すのではなく、Goodwillのような非営利団体のサービスを利用するのがアメリカ人の常識だ。

3) 「THRED UP」の利用
 不用品をお金に変えるためのサービスは、ネット上にも複数存在する。その中でも「THRED UP」は、便利な古着転売サービスとして急成長した注目株。ネットでオーダーすると、不用品回収の専用袋が送られてくるので、その袋の中に不要な服を詰めて送るだけ。商品の販売は、完全代行でTRED UPが行ってくれる。販売手数料は売上代金から引かれるものの、eBayなどのように自分で写真撮影から発送まですべてを取り仕切るものよりも簡単に不用品が売れるので、面倒なことが苦手な人にはぴったりのサービスだ。誰でも簡単に利用できる手軽さが人気に火をつけ、今や全米最大のオンライン古着販売サイトにまで成長を遂げている。
「THRED UP」:https://www.thredup.com

Bizseedsでは、アメリカの注目新サービスを日本に展開するお手伝いをしています。ご興味のある方はお気軽にお問合せください。

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