アメリカ行き航空機、ノートパソコン持ち込み禁止の行方は?

アメリカ行き航空機、ノートパソコン持ち込み禁止の行方は?

引用元『US tells airlines to boost screening, but wider laptop ban on hold』:https://goo.gl/PFxs8b


 米国土安全保障省ジョン・ケリー長官は、航空会社と空港に対し、これまでよりもさらにセキュリティー・チェックを強化することを発表した。理由はテロリストの多くが空港関連をターゲットにしているためで、「敵は爆発物だとわからないように機内に持ち込む方法や内部の人間を仲間に入れる方法、そして、どうやって航空機をハイジャックするかということだけを考えている。我々は間違いを犯すことはできない」と話した。

 新しく導入するセキュリティー・システムでは、乗客スクリーニング、爆発的な検知の強化などに加え、空港関係者内部のテロ犯行の可能性を阻止するため、空港職員へのスクリーニングも強化する。世界105カ国180航空会社、280空港を出発するアメリカ行きの約2,000旅客機に対して試行する予定。今年3月、テロリストがノートパソコンのバッテリー部分を爆発物に改造して機内に持ち込むことを防ぐ措置として、ノートパソコンの手荷物禁止令が主に北アフリカと中東国の8つのイスラム系国の航空会社に出されたが、パソコン手荷物禁止令を全面導入することは、とりあえず見送られる方針。

 強化される新しいセキュリティー・システムについて、航空会社が期限内に受け入れることを拒んだ場合は、手荷物だけでなく、預け荷物にもノートパソコンを入れることを禁止し、場合によってはその航空会社の旅客機のアメリカへの乗り入れ全面禁止を考えているという。この動きとは反対に、先日まで手荷物禁止令の8カ国の航空会社に入っていたトルコ航空(ターキッシュ・エララインズ)とエミレーツ航空が禁止令から排除された。

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