手をかざすだけで生活すべてを管理する?! 人間社会の未来図

手をかざすだけで生活すべてを管理する?! 人間社会の未来図


 人々の生活は猛スピードで進化している。今や買い物はもちろん、電車や飛行機に乗るのも、携帯電話がひとつあれば、すべて事足りてしまう時代だ。しかし人は元来、欲張りなもの。携帯電話の先を行く快適さを、すでに人類は模索し出している。

 米ウィスコンシン州に本社を置くThree Square Market社が、8月1日から導入を始めた社員向けマイクロチップの埋め込みがアメリカで最近話題になっている。これは企業が社員に対し、マイクロチップを埋め込むという全米初のケースだ。同社は社員50人のボランティアに対し、すでにマイクロチップ埋め込みを済ませているが、数カ月たった現在、社員からの反応は上々らしい。同社は導入には何ら問題はないと判断し、今後は希望する社員全員にマイクロチップの埋め込みを行う予定だ。ちなみにマイクロチップ埋め込み費用は、会社の福利厚生費から捻出される。

その映像はこちら。

 マイクロチップは親指と人差し指との間に埋め込まれる。大きさはだいたい米1粒と同じサイズ。数秒で埋め込み作業は完了し、埋め込んだ後には痛みも違和感もないと言う。マイクロチップは社内の扉のオートロック解除や、コンピューターのログイン、同社内にある売店で買い物する際の支払いなどに活用できる。

 同社のこの取り組みには賛否両論が沸き起こっているが、人体への影響や情報流出など懸念材料はあるものの、将来的にはさまざまな分野で、こうした技術は標準化されていくだろうとの声が高い。しかし、反対派の多くは、「人がデジタル技術の恩恵を使いこなすのは素晴らしいが、人の行動がデジタルに管理されるのは恐怖だ」と口にしている。

 技術はどこまで進化し、人類そのものを管理することになるのだろうか。

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