CIAが犬の写真ばかりをツイートする理由

CIAが犬の写真ばかりをツイートする理由


 数あるソーシャルメディアの中でも、ツイッター人気は依然として高い。ハリウッド映画などでもおなじみのCIA(アメリカ中央情報局)も、2014年からツイッターを使って積極的に情報を発信している。秘密裏な情報を扱う機関でありながらツイッターを多用し、現在フォロワー数は、220万人強。そのCIAが最近やたらと犬の写真をツイートしていることが、アメリカで話題になっている。CIAのツイッターはこちら。

 CIAがツイートしているのは「K9」、つまり軍や警察で働くためにリクルートされ、特別な訓練を受けた犬たちに関する情報だ。CIAの広報官は、ソーシャルメディアの利用は、米国民にCIAへの理解を深めてもらうのに非常に役立つと述べた上で、「CIAが行っている爆発物探知犬の訓練は非常に高い評価を受けているが、一般にはあまり知られていないため、こうしたニュースは誰にとっても興味深いはず」と説明している。

 リクルートした犬の中には、まったく訓練に興味を示さず、落ちこぼれてしまうケースもある。CIAのツイートにも「リクルートしたルルは、まったく爆発物を探すのに興味なし。食べ物と遊びで気を引いても、楽しんでいないのは明白だ」というようなものもある。訓練に疲れてションボリしているルルの写真は、その後、4,000回以上リツイートされた。

 新しく仔犬がリクルートされると、6週間の基礎訓練が実施される。その後、人間とペアを組んだ訓練がはじまり、さらに10週間の実地訓練を経て、晴れて犬たちはK9のメンバーとなる。CIAのツイッターには、仔犬たちがCIA訓練施設に入所してから卒業するまでの様子が写真で実況されているが、微笑ましい写真も多く、ネット上には「CIAのイメージがちょっと変わった」などという声も見られるようだ。

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