将校には不人気? トランプ大統領、軍での支持率

将校には不人気? トランプ大統領、軍での支持率


 波乱にとんだ大統領選挙から1年が過ぎ、トランプ大統領支持率を分析した記事が米メディア各紙でも多くみられるようになった。トランプ大統領はメディアに不人気ということもあり、新聞その他で見られる分析には概ね否定的な見解の方が目立っている。

 トランプ大統領を指示した人々は、「バイブル・ベルト」と呼ばれる米南部のキリスト教信仰が篤い地域や、米中西部から北東部ニューイングランドにかけての「ラスト・ベルト」と呼ばれる活気を失った工業地帯の人々だという見方をする人たちが多いが、一般的なアメリカ人が「ほぼ自動的」にトランプ支持者だと見なす中には、アメリカ軍人たちも入る。

 軍従事者たちは伝統的に共和党を支持する傾向が強いが、現状はどうなのだろうか? 

 軍専門紙『Military Times』が行った調査では、意外な結果が浮き彫りとなった。同紙は今年9月に、1,100人を超える現役の軍人を対象に政権支持に関する調査を実施。このうち、トランプ支持と回答したのは44%、不支持は40%だった。2016年後半に行われた同様の調査では、支持と回答したのが46%、不支持が37%だったので、軍全体で見ると支持率は下がっている。

 しかし、この調査における将校と一般兵の支持率差を見ると、一般兵は約半数の48%がトランプ支持だと答えているのに対し、将校たちの現政権への支持率は30%にまで下がっている。そして将校の53%強に至っては、「大統領を積極的に支持しない」と明言している。属性別にみると、女性兵やマイノリティー兵らの大統領支持率も低くなっている。

 所属別では、大統領支持が最も高かったのは海兵隊で58.9%、最も支持率が低いのは空軍の45.2%だった。ちなみに軍では英雄的存在でもあるマティス国防長官については、軍全体の84%以上が好意的な見解を示した。

 BizSeeds編集部があるワシントン州シアトルは、全米でも最もリベラル層が厚い地域のひとつと言われているが、そこから1時間足らずの対岸には全米最大規模の潜水艦の拠点があるため、軍事関係従事者が多い。よって共和党支持者も多く、その地域に勤務する将校の数人に編集部が話を聞いたところ、やはり「トランプ大統領には疑問をもつ点も多々ある」と回答。将校たちは「共和党支持であり、トランプ大統領が自分たちの組織のトップであることには敬意を示すが、個人的には支持できない」という見解を示す人が少なくないようだ。

 取材させて頂いた将校たちは、トランプ支持のポスターやステッカーを貼っていたが、それについて「米軍のトップは国防長官ではなく、大統領だ。トランプ大統領にはオバマ大統領より優れたところも多いが、基本的には支離滅裂。軍のリーダーは誰かということを忘れないために、トランプ支持のポスターをあえて目のつくところに飾り、自らの気持ちを引き締めている」と話していた。

 もうすぐトランプ政権発足から1年になる。これから3年、政権、そしてアメリは、どのような方向に進んでいくのだろうか。

トランスジェンダー軍入隊禁止に波紋。精力剤の費用はその5倍!

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 トランプ大統領が、26日にトランスジェンダー(心と体の性が一致しない人々)が、米軍に関係するすべての職務に就くのを禁止するという考えをツイッターで発信し、全米に大きな衝動を与えた。

引用元:Military Times Poll: What you really think about Trump
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