「靴下を通して幸せを届けたい!」 ダウン症の青年のビジネスが注目

「靴下を通して幸せを届けたい!」 ダウン症の青年のビジネスが注目


 米大手ニュース・ケーブルTV『Fox News』に出演したことをきっかけに、ニューヨーク在住の若き21歳の起業家、ジョン・クローン氏が注目を集めている。

 ジョンさんはダウン症の青年だ。しかし、「ダウン症は、何かに挑戦するに屈する理由にはならない」と本人が語るように、障害をハンデとせず、自らのアイデアを形にし、起業の道を選んだ。2016年に高校を卒業後、最初は進路について悩みもあったそうだが、「靴下ビジネス」を思いつき、共同経営者であり父親のマークさんとともに、「John’s Crazy Socks」という会社を設立した。

 ジョンさんは2016年12月より、自らのオンラインのワンストップ・ショップを立ち上げ、カラフルなデザインの靴下を販売している。さまざまなポップなイラストが描かれた靴下の品揃えは1,300以上。ビジネスのコンセプトは「靴下を通して、幸せを広げる」という、いたってシンプルなものだ。

 そのコンセプトを体現するように、ジョンさんの販売する靴下は、ジョンさん本人からの短い手紙とキャンディー、割引チケットを添えて、注文した当日に発送される。働く従業員は障害のある人たちを積極的に採用し、彼らの雇用機会を創出することも忘れていない。また、売り上げの5%をNational Down Syndrome Society(全米ダウン症ソサエティ)などへの寄付にあてることも企業が大事にしたい姿勢のひとつとしている。

 会社設立から1年足らずではあるが、この親子のビジネスは、その誠実さが社会的にも既に高く評価されており、収益も創業以来、毎月右肩あがりだ。初年度の売り上げ予測は120万ドルから130万ドルだという。「多くのスタートアップ企業があっという間に消え去る中、靴下だけでこの数字は捨てたものではない」とジョンさんの父、マークさんは話しているが、確かに初年度から日本円にして1億5,000万円近い売り上げを達成できる企業はそれほどないであろう。これからの彼らの健闘にも期待が膨らむ。

公式ページ:Johns Crazy Socks
引用元:Down syndrome entrepreneur builds success out of socks, shatters stereotypes

コーヒーチェーンが紡ぐ、新しい形の「アメリカン・ドリーム」

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 経済誌『フォーブス』が今年、最も評価されるべきスモール・ビジネスのひとつと称して、「Small Giants 2017」に選んだドライブ・スルーのコーヒーショップがある。今までアメリカにはなかった「とあるルール」をフランチャイズ加盟条件に設けたことで事業が拡大、売り上げを伸ばしている。

本物そっくり! ホールフーズが植物で作ったマグロ握り寿司の販売開始

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全米展開する高級スーパーマーケット、「ホールフーズ」の人気デリ・セクションにも寿司コーナーがあるが、ロサンゼルス市内のホールフーズでは今月1日から、有名レストラン出身のシェフが長年をかけて開発した「植物から作ったマグロ」を使用した握り寿司の販売を開始した。

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