ネコの毛でシッポを掴む? オバマ前大統領暗殺計画

ネコの毛でシッポを掴む? オバマ前大統領暗殺計画

郵便物に爆発物や危険物を忍ばせてのテロや嫌がらせ行為は、それを企てるような輩の常とう手段。オバマ元大統領も在任中、爆弾をしかけた郵便物を受け取ったことがあるが、犯人は思わぬところに足跡を残していた……


テキサス州知事も被害に

 2016年10月、当時のオバマ大統領と、テキサス州知事であるグレッグ・アボットの元に爆発物を忍ばせた郵便物が届いた。この事件は両者への「暗殺計画」として当時も大きくニュースで取り上げられたが、テキサス州知事の事件に関しては、既にジュリア・ポフという46歳の女性が逮捕され、現在も拘留中である。

 ポフ容疑者は、郵便物を用いて爆発物を送る常習犯であり、以前、米社会保障庁に3度も爆発物を送り付けたことがある。また、この件に加え、低所得者対象の食糧費補助対策である通称「フードスタンプ」を使った5,000ドル以上の詐欺行為などを行い、既に合計6件で起訴されている。

オバマ前大統領に届いた「ネコの毛」

 このように、とても褒められた人物とは言い難いポフ容疑者の自宅ガレージからは、火薬なども見つかり、証拠品として押収されていた。そして、その押収品の中には彼女の飼い猫の毛も含まれていたのだが、それがオバマ前大統領に届いた爆発物の中に紛れ込んでいた猫の毛と一致したことが、11月末に発表されたのである。

 オバマ前大統領に届いた爆発物は、幸いにも被害が出る前に大統領のシークレット・サービスが発見し、適切な処理を行ったために被害は出なかった。しかし、それはパッケージを開けなかったために重症や死亡といった最悪の結果にならなかったに過ぎない。ポフ容疑者は無実を訴えているが、政府側はポフ容疑者を「極めて危険な人物」とすることで、引き続き抑留するよう働きかける予定らしい。

 猫が残した、思わぬ「足跡」でシッポを掴まれた。飼い主の意図には反しているだろうが、今回ばかりはペットの「お手柄」と言ってよいかもしれない。

引用元:Would-be Obama Assassin Identified by Cat Hairs, Authorities Say

アメリカ行き航空機、ノートパソコン持ち込み禁止の行方は?

https://bizseeds.net/articles/200

 米国土安全保障省ジョン・ケリー長官は、航空会社と空港に対し、これまでよりもさらにセキュリティー・チェックを強化することを発表した。

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