オペラ歌手の真冬の恋

オペラ歌手の真冬の恋

運命鑑定と開運アートで、ハリウッドセレブリティら、ビッグネームたちから愛される著者がこっそり伝える成功者たちの習慣とは?Sara Sayes(サラ・セイヤス)の『運命鑑定士がみたアメリカ人の幸福』。年の瀬になると著者の元には翌年の運勢鑑定が殺到するが、よい運気でも運が上がらない人もいるらしい。必ず開運するコツとは?


誰もが幸せになりたいわけではない?

 人とは不思議なものだ。年末になると増える、翌年の運命鑑定をしていると、クライアントの言動の傾向から、翌年の運勢がすでに想像できてしまうことがある。一年の総仕上げと翌年に向けて、誰もがもっと幸せになりたいと望むだろうと思いたいところだが、せっかく「よい運気がめぐる」と伝えても、クライアントの中には「幸せになりたくないのでは?」と思うような言動をする人も少なくない。そういう人は、たいてい翌年も同じようなことを言う。

 成功していようがいまいが、不安や心配に彩られてしまう人生には、幸せの花は咲かない。やはり幸せになる人というのは、ポジティブな人が多い。そして、幸せになる人には決まって、「能動的」という特徴がある。

 以前よく鑑定をしていたあるオペラ歌手は、いつも恋愛関係の問題に悩まされていた。カナダでは結構有名な女性歌手で、舞台では大きな成功を収めていたが、運命の男性にはなかなか巡り合えず、恋の相談をよく受けた。交際まで発展しても、毎回最後には傷つく終わり方をするために、男性不信なところもあった。そのために、運勢が悪くないときにも、恋に向く星の配置の時にも、彼女は男性への不安を繰り返し口にした。自身が有名であることや、お金があることに対しても、「それが原因で、男性が寄り付かないのだ」と文句を言った。毎回やんわりと、「そういう態度は良くない」ことを指摘したが、彼女の文句が止むことはなかった。

真冬に訪れたオペラ歌手の転機

 そんな彼女を鑑定するのは決まって真夏だったが、たまたまその年は真冬に彼女の運勢を見ることになった。一面が銀世界のモントリオールで再会した彼女は、失恋の痛みに加え、その相手との破局をゴシップ記事に書かれて憔悴しきっていた。彼女は「来年こそ、絶対に愛を手に入れたい」と懇願していたが、そう言うそばから男性への不信を口走った。これではどうしようもないと思った私は意を決して、かなり厳しくこう伝えた。

 「あなたの恋は、毎回上手くいかないということを前提として始まっています。そんな状態では、せっかく持っている運の資質も、素晴らしいバイオリズムも活かせません。お金があることも、成功していることも感謝すべきことであって、文句を言うべきことではないでしょう? 先に結果を決めつけてしまわず、結果を変えるように動いてください。頭の中からネガティブさを締め出し、うまくいく方向に自らが動かなければ、あなたに愛は訪れませんよ。」

 かなり強い口調で伝えたために、気分を害した彼女は文句を言いながら帰って行ったが、一週間後に彼女からお詫びと共に、自らを省みる内容のメールが届いた。「来年こそ幸せになりたいので、もう一度アドバイスをくれないか?」と言う彼女に、私は「ネガティブな口癖を言ってしまったら、それを書きとめて、ポジティブな言葉に書きなおすという作業をするだけで開運しますよ」とだけ伝えた。

 彼女は素直にそれを実践した。「私は幸せにはなれない運命なのだ」という口癖は、「私は幸せになるのだ」という決意に変わった。もともと名声を思いのままに手にすることが出来るほどの運の良さを持っているだけでなく、元来努力家の彼女は、オペラの世界だけでなく、自分を変えることにも力を注ぎ出したのだ。すると、その冬が終わる前に彼女は運命の人と出会い、数カ月後にその人と結婚した。一人娘を授かり母親になった彼女とは、今もよき友人として交流は続いている。

 人は誰でも、自らの言動や行動をちょっとだけ見直して、積極的に変えていくだけで、元々持っている運の資質が活かされるようになる。運命は「決まっている」ものではなく、自分で「創っていくもの」。彼女の恋の物語を思い出すたび、そんな言葉が頭に浮かぶ。

恋愛が成就しない理由は、出会い系アプリのせい?!

https://bizseeds.net/articles/150

 アメリカのミレニアル世代(1980年代〜2000年代前半生まれ)は、それより前の世代に比べて、好きな人と出会っても交際が長く続かない率が高いらしい。しかも、その理由が出会い系アプリやソーシャルメディアのせいだという研究結果が発表された。

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