最後は、森に帰ろう――あなたが紡ぐ死と再生の物語

最後は、森に帰ろう――あなたが紡ぐ死と再生の物語

自分の死後を想像することは少ないかもしれないが、人の人生はあまりに短く、あなたが死んだ後も残された人々の生活は続いていく。あなたは死後、どのような形で、この世界に残りたいだろうか?


誰の人生も平等に訪れる「死」

 生きている以上、避けることが出来ないものが「死」だ。日常生活の中で、自分が死ぬときのことを考える機会は少ないかもしれないが、あなたは自分が死んだら、どのように埋葬されたいだろうか? 今、環境保護に熱心なアメリカ人たちの中で、「地球にやさしい、死んでからの社会貢献」が、じわじわと流行の兆しを見せている。まずは映像を見てみよう。

土に帰り、木々になり、命を育む森になる

 この映像で紹介されているのは、スペイン・バルセロナと米ロサンゼルスに拠点をもつBios Urn社が開発した、遺灰を入れる壺だ。この壺は、壺ごと土に埋めた後に100%生分解されるようにデザインされており、あらゆる自然環境下でその土壌と安全に融合するという、環境に優しい商品である。
 アメリカには環境問題に取り組む非営利団体や個人の数が多いが、環境にアウェアーな人たちにとっては「自分が死んだ後、地球上に育つ緑のひとつになる」という、いわば「永遠なる社会貢献」の形が、大きく心に響いているようだ。

 壺は木の種とセットで販売されており、自分の住んでいる地域、あるいは埋葬を希望する土地の気候にふさわしい木々を選択できる。人生を終えて土に帰った「自分」が、緑を育み、森を創る……。死んだらお墓に入るという一般的な考えや習慣だけでなく、こうした新しい「死後の選択肢」が現れてくる中、これからは「生きているうちに自分の行く末を決めておく人たち」が、ますます増えていくだろう。

Bios Urn ホームページ:www.urnabios.com

手をかざすだけで生活すべてを管理する?! 人間社会の未来図

http://bizseeds.net/articles/510

 人々の生活は猛スピードで進化している。今や買い物はもちろん、電車や飛行機に乗るのも、携帯電話がひとつあれば、すべて事足りてしまう時代だ。

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