トランプ大統領をSNSで批判すると警告の電話が来る?!

トランプ大統領をSNSで批判すると警告の電話が来る?!

SNSで友達に向けて、米大統領に批判的な意見を発信したとする。ある日、米大統領支持団体から、その投稿を指摘する電話が掛かってきたら、あなたはどう反応するだろう? 市民のSNSまでモニターされているのだろうか?


トランプ大統領支援グループからの電話に驚く市民たち

 アメリカ人は報道の自由はもちろん、個人の言論の自由に関する権利をとても尊重する。政治家や文化人でなくても、政治や社会に関する意見をフェイスブックやツイッターなどのSNSを使って発信する人たちも多いし、それは誰かに管理されるべきものでもない。

 ところがこの数週間でトランプ大統領の支援グループを名乗る団体から電話が掛かってくる人たちが相次ぎ、SNSで騒ぎになっている。その電話は自動メッセージで内容はこうだ。

「やあ、私はトランプ・フォー・オフィス財団のラッセルです。今日の機嫌はいかがですか? さて、我々は最近のあなたのSNS投稿の内容が問題だと思い、電話をしました。この問題について少し話をする時間はありますか? 我々はあなたの複数の投稿をモニターしていますが、あなたはトランプ大統領に対してネガティブなコメントをしていますね? そうですよね? 我々はあなたに、トランプ大統領に対するネガティブで軽蔑的な投稿をやめてもらいたい。一体、何が問題なのですか? あなたはアメリカを再び偉大な国にしたくはないのですか? とにかく、あなたは警告を受けました。我々は今後もあなたを警戒します。では、良い1日を」。

 こんな自動メッセージ電話を受けて、驚かない訳がないだろう。

この警告は「悪ふざけのため」の電話ビジネス……

 実は、この自動電話を全米中の大勢の人々にランダムに届けたのは、「Ownage Pranks」という「悪ふざけ電話メッセージ・サービス」だ。アプリを使えば、このメッセージを自分が送りたい人へ送って相手を驚かせるというサービス、つまりジョークであり、同社はこのサービスの使用に当たっては「自分が知らない人にメッセージを送ってはならない」と規約している。

 この電話を受けたひとり、LGBTの権利を支持するウーバー運転手のブレット・ヴァンダーブロックさんは、「一種の脅迫だった。最初は言葉が出ないほど驚き、そのあとで怖くなった」ということをSNSでシェアーした。

 このような反応を受けて同社は、「このサービスはバカらしくなければ意味がない」と述べ、今回のようなシリアスな使用ができないように規約を改正したと発表した。師走の忙しいときに、まったくお騒がせなプランク(悪ふざけ)である。

引用元:Free Speech: Social Media Users Who Insult Trump Get a Warning in Creepy Phone Call

あれから1カ月、米大統領に中指を立てた女性に寄付殺到

https://bizseeds.net/articles/563

先月、米メディアを騒がせた一枚の写真がある。自転車を漕ぐヘルメット姿の中年女性が、黒塗りの米大統領車両に向かって左手の中指を立てた姿を捉えたものだが、その彼女の元に寄付が殺到しているという。

トランプ大統領に関する記事 >
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