英語が母国語の人にとって最も難解な言語は日本語!

英語が母国語の人にとって最も難解な言語は日本語!

アメリカの外交官などを対象にした外国語教育機関、Foreign Service Institute(FSI)の調べによると、英語が母国語の人にとって、日本語は最も難解な言語であるということが判明した。その理由とは?


4つのカテゴリーで難易度を査定

 首都ワシントンD.Cからほど近い、アーリントンの外交トレーニング・センターの一部として機能するForeign Service Institute (FSI)は、アメリカで最も権威ある外国語教育機関のひとつ。国務省および50以上の政府機関、軍事国防関係者に対し、外交に必要な言語教育を提供しており、年間70,000人の登録者に対し、70ケ国以上の言語、合計800以上のプログラムが用意されている。

 そのFSIが、同機関で提供している全言語を4つのカテゴリーに分けて言語の難易度調査を行った。カテゴリーは難易度に比例するよう区分され、英語を母国語にする人間にとって、どの言語が習得しやすいかが一目でわかるようになっている。最も易しいカテゴリーⅠには、スペイン語やポルトガルが入り、「超難解」とされるカテゴリーIVには、アラビア語、広東語、韓国語が入った。

 カテゴリーⅠを習得するには、24週間フルタイムでその言語漬けになって学べばよい。しかし、後者を習得しようとすると、一般的にはフルタイムで88週間、つまり1年半も費やさねばならないそうだ。

日本語が最も難解な言語に認定!

 日本語は「超難解」とされる言語の中でも、「超」がつく難解言語扱いとされている。カテゴリーとしては、アラビア語、広東語、韓国語と同じだが、同機関が取り扱う70言語の中で日本語だけが唯一、「88週間以上の学習が必要」と指定されているのである。この記事にカテゴリーが分かりやすく地図で示されているが、日本だけが、同地図内で濃い赤褐色になっており、他国と異なることがわかる。

 英語を母国語にする人にとって日本語の習得がそれほど難しいのであれば、日本人が英語習得を苦手とするのも、同じ理由に基づくのだろうか? グローバル化が進み、日本国内でも「英語が公用語」という企業も登場する中、英語の必要性は高まるばかりだが、このデータの読み方によっては、英語習得に時間が掛かるのは至極当然ということになるのかもしれない。

 言語の難しさを測る尺度はさまざまだが、この調査結果が、最近のアメリカにおける日本語習得の人気に水を差さなければよいのだが……。

引用元:This fascinating map shows which languages are hardest to learn for native English speakers

米メディアが絶賛 銃に厳しい日本は完璧に近い国

https://bizseeds.net/articles/453

 アメリカの銃規制問題は複雑だ。銃を支持する派と反対派が一歩も引かぬまま、米国内の銃犯罪数は年々増え続けている。

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