ブレインテックで鬱と不安を解消できる?!

ブレインテックで鬱と不安を解消できる?!

「成人の10%近くが鬱を経験する」と言われるアメリカ社会で、最近注目を集めているブレインテックがある。脳に働きかけ、心の健康と良質な睡眠を得られるというこの商品、一体どんなものだろうか?


副作用のない、安全な鬱治療

 アメリカでは、メンタルの不調は深刻な社会問題だ。鬱や不安症、不眠症、それらの不調に起因する身体の痛みなど、問題を抱えている人は大勢いる。その証拠に、米国内で最も多く処方される薬は、「抗うつ剤」である。しかし、「抗うつ剤」を処方された人のうち、38%の人が強い副作用を経験するともいわれており、薬を用いた処方を避けたいと考える人も多い。

 薬を飲まずに鬱の症状を緩和したいと考える人たちから高い支持を得ているのが、Fisher Wallace Laboratories社が開発した医療機器、「Fisher Wallace Stimulator」だ。アメリカ食品医薬品局(FDA)の認可を得て、すでに全米で7,000人の医師たちがこれを治療の現場で使っているという。手軽で簡単、しかも効果が高いといわれるこの機器を紹介した映像はこちら。

アルファ脳波でセロトニンを生成

 この機器が医療の現場で高い評価を得たことで、同社は瞬く間に鬱病、不安、不眠症の医療機器全米トップメーカーとして知られるようになった。機器の利用時間は1日わずか20分程度だが、利用した患者の大部分は1日〜4週間で鬱などの症状が大きく軽減されたという。

 機器を装着すると、ブレインテックによってアルファ脳波を取り込み、脳を快適に刺激してセロトニンなどを生成するという仕組みだ。料金も599ドルから699ドルと手頃で、30日以内に効果が体感できない場合には、払い戻しの補償もついている。

 こうしたブレインテック機器の登場は、メンタル不調の問題が日々取りざたされる日本社会においても、救いになるかもしれない。

Fisher Wallace Stimulatorホームページ
https://www.fisherwallace.com/

IQが20ポイントも上昇?! アメリカで話題のBrainTechアプリ

https://bizseeds.net/articles/683

認知神経科学者によって開発された「IQと記憶を向上させるためのアプリ」が話題を呼んでいる。指示に従って利用を続ければ、IQが20ポイント以上あがることが保証されているという、このアプリ。その実態とは?

「ブレインテック」に関する記事

この記事の寄稿者

関連する投稿


ニューロサイエンスを駆使したゲームで人材を採用する企業が続々

ニューロサイエンスを駆使したゲームで人材を採用する企業が続々

アメリカでは昨今、離職率の高さが問題になっている。人事担当者が数多くの履歴書を吟味し、面接を重ねても、それだけでは判断がつかない現実があるようだ。そんな中、候補者の適正を判断するAI搭載ゲームやビデオ面接アプリを使って、その結果で候補者の適正を判断する大手企業が増えているという。


30秒でストレス解消できるブレインテックが登場

30秒でストレス解消できるブレインテックが登場

アリゾナに拠点を置く TouchPoint Solution社が開発したストレス対処のためのブレインテック・ガジェットに注目が集まっている。現在、特許申請中だというこのガジェットには、どんな特徴があるのだろう?


ダイエットもブレインテックの時代へ!

ダイエットもブレインテックの時代へ!

健康産業の現場で、着々とその存在感を示しつつあるブレインテック。そのテクノロジーを用いてダイエットを成功させるヘッドフォンが誕生し、話題になっている。アイルランドの企業とカリフォルニア大学サンディエゴ校が合同開発した商品とは?


ブレインテックがトップ・アスリートを創造する?

ブレインテックがトップ・アスリートを創造する?

脳に働きかけて能力向上を図るブレインテックは、アメリカで急成長し続ける技術エリアだ。今回紹介するのは、ブレインテック・ヘッドフォン。トップ・アスリートたちがこよなく愛する商品の秘密とは?!


IQが20ポイントも上昇?! アメリカで話題のBrainTechアプリ

IQが20ポイントも上昇?! アメリカで話題のBrainTechアプリ

認知神経科学者によって開発された「IQと記憶を向上させるためのアプリ」が話題を呼んでいる。指示に従って利用を続ければ、IQが20ポイント以上あがることが保証されているという、このアプリ。その実態とは?






最新の投稿


パソコンを使えない日本のサイバー戦略担当閣僚、欧米で大ウケ!

パソコンを使えない日本のサイバー戦略担当閣僚、欧米で大ウケ!

日本政府のサイバーセキュリティー戦略を担当する桜田義孝五輪相が、「自分でパソコンを打ったことがない」ことや「USBを知らない」と報道した日本のニュースを、欧米の大手新聞各紙やウエブメディアが一斉に取り上げ、反響を呼んでいる。アメリカでは各紙の同記事がSNSで拡散され、様々な声が寄せられた。その一部を紹介しよう。


アメリカの有権者、中間選挙でトランプと共和党による一党政権を拒否

アメリカの有権者、中間選挙でトランプと共和党による一党政権を拒否

圧倒的にリベラル派が多く住むカルフォルニア州。同州在住でトランプ大統領に投票しなかったアメリカ人のひとりである著者が語る、今のアメリカのリアル。中間選挙では民主党が躍進して下院を奪回したが、上院が共和党支配のままでは民主党の出来ることは限られている。確実に一歩前進したリベラル派だが、その先に続く道は険しそうだ。


成功への選択「新調したマフラー」2018年11月16日~11月22日

成功への選択「新調したマフラー」2018年11月16日~11月22日

ロサンゼルスを拠点に多くのセレブリティを顧客に持つ運命鑑定家、サラ・セイヤスが送る「成功への選択」。算命学、数秘術、占星術などをベースにしたオリジナル手法を用いて、あなたが切り開くべき幸運への扉のヒントを毎週アドバイスします。さて、あなたのビジネスを成功に導くのは、どちらの選択肢でしょうか?


えっ、そこ? アマゾン第2本社、NY市とワシントンDC近郊に決定

えっ、そこ? アマゾン第2本社、NY市とワシントンDC近郊に決定

米アマゾン・ドットコム社の「第2本社」が、ニューヨーク市とワシントンDC近郊アーリントンの二拠点となることが発表された。昨年開始された「アマゾン誘致合戦」の結果は、アメリカに新しい大都市が誕生することを期待していた多くの企業や地域関係者を落胆させたが、同社はこの決定により、さらに成長の加速度を増しそうだ。


シアトルのホームレス人口はなぜ減らない?

シアトルのホームレス人口はなぜ減らない?

アメリカ生活20年を過ぎた翻訳家の高柳準が、アメリカの文化とそれにまつわる矛盾を語る「アメリカで暮らしながら想うこと」。今回は多くの画期的な解決策が提示される「ホームレス問題」の中で、「この解決策ってどうなの?」という疑問が沸いてしまうような対策案について、リベラルな著者ならではの視点をまとめてみた。


アクセスランキング


>>総合人気ランキング