危険から自分の身を守るスマート・ジュエリー

危険から自分の身を守るスマート・ジュエリー

犯罪が多いアメリカで、最近人気が出てきたジュエリーがある。何か事件や事故に巻き込まれそうになった時に、すぐさま警察へコンタクトできる内部構造を持つジュエリーだ。


シンプルで美しく、普段使いができるアクセサリー

 米マサチューセッツ州に拠点を置く、invisaWear Technologies LLC社が開発したジュエリーが、女性たちの間で注目を集めている。同社のジュエリーには複数のラインがあり、ネックレス、ブレスレット、チョーカー、キーホルダーと、どれもシンプルで美しく、普段使いができるシンプルなデザインのものばかりだ。

 このアクセサリーの内部は特殊な構造で、ダブルクリックすると、あらかじめ登録された5つまでの緊急連絡先に救援メッセージが届くことになっている。 オプションで警察への連絡機能もあり、この機能を有効にすると、所持者がヘルプを要求しているという通知に加え、所持者の居場所を特定できるという仕組みだ。

 NBCニュースの調べによると、何かの事件に巻き込まれて、警察に電話で連絡をする人の約60%が、場所の特定ができない電話を使用しているそうだ。そのため、「居場所の特定」は非常に重要で、それが出来るこうしたアクセサリーは身の安全を守る面でとても便利なのだ。そのジュエリーを紹介した映像はこちら。

緊急時には携帯を取り出して話す時間はない

 「わざわざアクセサリーをつける必要など、ないのでは?」という人もいるかもしれない。今の時代、ほとんどの人が携帯電話を持っているので、何かあれば携帯から電話をすれば済むと言えばそれまでだ。

 しかし、緊急時には電話を取り出せないことも想定できる。電話を手に取ることができても、必要な連絡先をクリックして電話をかけて話すという一連の行為が、通常通りには行きにくい。事実、警察を呼んだ経験のある人のほとんどが、連絡時にはパニック状態を自覚しているそうだ。

 こうしたジュエリーがアメリカで注目されるようになった背景には、今年に入ってから多発している学校での銃乱射事件も影響している。「自分の子供が何らかの事件に巻き込まれた際に、すぐさま警察とコンタクトが取れるように」と、子供の身を案じる親たちが、子供にアクセサリーを買い与えるケースも増えているそうだ。また、アメリカでは女性の5人に1人が、何らかの身の危険を感じる経験をしていると言われる。自分の身を守るアクセサリーが支持されるのは、アメリカのこうした背景もあるからだろう。

HP:https://www.invisawear.com/

新たな婚約指輪トレンドの誕生? 永遠の誓いを“永遠”のものに……

https://bizseeds.net/articles/697

婚約指輪といえば「ダイヤモンド」。そのダイヤモンドの感動を永遠のものにしたいと願うのは、アメリカのミレニアルズ世代も共通だ。しかし彼ら流のダイヤモンドの新しい身に付け方は、ちょっと変わっている

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