「Amazon Go」に対抗 米マイクロソフトが無人精算システムを開発中

「Amazon Go」に対抗 米マイクロソフトが無人精算システムを開発中

米アマゾンドットコム社が、鳴り物入りでオープンした無人精算システム小売店「Amazon Go」の存在を脅かすライバルが登場した。相手はアマゾン本社と同州内に本社を構えるマイクロソフト社だ。マイクロソフトの新開発システムは、アマゾンに対抗できるのだろうか?


顧客が棚から取った商品vs.買い物かごに入れた商品

 米ワシントン州に本社を構えるマイクロフトが、無人精算システムを開発中で、すでに各国の小売業者にテスト版を紹介しただけでなく、全米展開する大手小売業ウォールマートと協議を進めていることを14日、ロイター通信がスクープした。

 無人精算システムと言えば、マイクロソフトと同じ州に本社を構えるアマゾンドットコム社が、世界に先駆けて同システムを完備した「Amazon Go」を今年シアトルにオープンしたばかり。「Amazon Go」には、レジがない。顧客はスマートフォンのアプリをかざして入店し、好きな商品を持参の袋に入れ、そのまま店を出れば、請求がアプリに届くという無人精算システムで、店内に備え付けたカメラが陳列棚から顧客が取った商品を識別するシステムだ。その「Amazon Go」の紹介ビデオはこちら。

マイクロソフトの狙いはアマゾンの一人勝ちを阻止すること

 一方、マイクロソフトが開発中のシステムは、店内の買い物かごに入れた商品を識別するものだという。この新技術が成功すれば、アマゾンとの対抗を余儀なくされている多くの小売業者が導入することが見込めるため、大市場となるだろう。同社が新技術を市場に投入する時期はまだ不明だが、ミネアポリスにあるループ・ベンチャーズ社によると、米国内だけでも無人精算システムは約500億ドルの市場があると見ている。

 アマゾンは、「Amazon Go」を近々シカゴとサンフランシスコにオープンさせる準備を進めている。しかし、クラウド市場ではアマゾンに続いて業界2位のマイクロソフトの開発スピードが気にならないはずはない。各社が今後どれほどの速さで開発を推進しようが、世界中の小売業界に大きな新風が吹き込むことは間違いなさそうだ。

アマゾンに勝負!  生き残りをかける小売食品業界を救う新事業

https://bizseeds.net/articles/665

アマゾン社をはじめ、多くの企業がオンデマンド食料品配達を急ピッチで進める中、小規模な食料品小売業はどうすれば生き残れるのか? ロボットが増えたら人間の仕事がなくなるかも知れないと心配する人々とは裏腹に、「優秀なロボットが増えれば人間も小売業も生き残れる」と謳うベンチャー企業が提案する解決策とは?

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