割り勘も立て替えもアプリ「Venmo」でらくらく!

割り勘も立て替えもアプリ「Venmo」でらくらく!

ニューヨークにある名門コロンビア大学バーナードカレッジの学生、光田有希が、アメリカの大学生たちに人気のアプリやサービス、学生のトレンドなどの情報をお届け。今回紹介するのは、友人たちとの食事で割り勘にするときや、誰かの分を立て替えてあげるときに助かるアプリ、「Venmo 」。


このアプリがあれば、少額の貸し借りもうやむやにならない?

  友人や同僚たちと食事をするときに、さっと店を出たいのに、お釣りの計算などに手間取って時間がかかってしまう割り勘や立て替え。もっとスマートに、できるだけ素早く終わらせたいと思ったことがある人は多いだろう。

そんな悩みを解決したのが、オンラインで簡単に個人間での送金ができるモバイル・アプリの「Venmo (ベンモ)」だ。このアプリは、日本でもお馴染みの国際的な決済サービスPayPal (ペイパル)が作ったアプリ。お金のやり取りのデジタル化を実現したペイパルは、Venmoのような「個人間送金」なども含め、さまざまな業界において欠かせない存在に成長している。

 Venmoの使い方は簡単。登録にはユーザーネーム、電話番号、クレジットカード情報を入れるだけで、登録すればユーザーはアプリを通してお金の支払いリクエストや、受け取りリクエストができる。アプリを開いて、送金またはリクエストをしたいユーザーを選び、金額と支払い内容を入力するだけだ。例えば、「@Maria・リクエスト$5・タクシー代」といった風に、この3つを入力するだけで送金が完了する。

キャッシュレスが進むアメリカで、便利なアプリ

 実際にアメリカの大学における学生生活の中でも、食事の会計時だけでなく、イベントのチケットやグッズの購入などの時に、現金でもクレジットカードでもなく、Venmoを使うことが多々ある。例えば、何かのイベントなどの資金集めの時に「@〇〇まで$〇〇、送ってください!」という広告もよく見かける。だからこそ、スマホひとつで送金可能のVenmoは、効率性を重視する若者たちに人気なのかもしれない。

 現在はアメリカ国内だけしか使用できないが、これから国際的なビジネスに発展する可能性はとても高く、またVenmoに似たようなアプリが活用される日も遠くはないだろう。アメリカでは、現金や小切手の利用が減少し、クレジットカードの種類と幅がどんどん増加している上、これほど簡単にオンライン送金ができるようになった。これは、近い将来に始まるキャッシュレス世界、仮想通貨の時代の序章ということなのかもしれない。

アメリカの「学生」の記事

この記事の寄稿者

1997年生まれ、19歳。東京都出身。青山学院初等部・中等部を卒業後、米国バージニア州の女子校、St. Margaret’s Schoolに2年通う。2015年にコネチカット州のWestminster Schoolに転校。2017年9月からはニューヨークにあるコロンビア大学・バーナードカレッジに入学予定。小さい頃からバレエとピアノを習い、今でもダンスや音楽に関わる活動を積極的に行っている。2014年には中高生による英語のパブリック・スピーキングのイベントを主催。大学では国際関係と教育を専攻し、国際貢献の分野を志している。

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