構想から8年! スタイリッシュなロボットが作るグルメバーガー登場 

構想から8年! スタイリッシュなロボットが作るグルメバーガー登場 

アメリカでもグルメな都市として知られるサンフランシスコに、ハイテクなロボティックス技術を駆使し、有名シェフ監修の元にグルメなハンバーガーを提供する店がオープンした。これまでのハンバーガー・ロボットを大きく超えた、その画期的なビジュアルや技術を紹介しよう!


本格的なグルメ・ハンバーガーが6ドル! 米大都市では破格値

 先月27日、サンフランシスコにオープンしたばかりの「Creator」は、ロボットが作るグルメ・ハンバーガーが味わえる画期的なレストランだ。この「Creator」は、「グルメ・ハンバーガー製造マシーン」を白紙から開発、販売を展開するベンチャー企業で、ロボット開発には構想から約8年の歳月を費やしたという。

 これまでのハンバーガー・ロボットのように、鉄板の上の肉を引っ繰り返す人の腕を模した機械とは異なり、同社のロボットは肉を焼くだけではく、野菜などの材料を切り、バンズをトーストすることもできる。注文からたった5分で本格的なハンバーガーが出来上がるというスピーディーさも魅力だ。その全工程をあえて客に見えるようにシースルーにしたスタイリッシュな店内デザインには、BMWのリード・デザイナーのセルヴォーグ(Per Selvaag)氏も参画している。

Aubrie Pick

 同社経営者のアレックス・ヴァーダオスタス氏は、自身の家族が経営するレストランで長年ハンバーガーに挟む肉を引っ繰り返していたため、大学で物理やエンジニアリングを勉強していたときに、 「こういう機械を作れば、レストランは必ず効率化する」ことを思いついたという。それから8年に渡り、ロボティックスの専門家や有名シェフらと共に試行錯誤を繰り返し、このロボットを作りあげたそうだ。

優れたロボットの導入でレストラン業界が変わる

 ミニマリストが好みそうなお洒落な店内のインテリアの一部にもなっている同ロボットには、350のセンサーと20のコンピューターがついている。客がAppleのiPhone で好みのバーガーを注文すると、それを受けてロボットが注文の品を作り始める。店内にはロボット・スタッフがおり、注文した品を運んでくれるという。

Ryan Darcy

 ハンバーガーやサイドディッシュの味を監修するシェフたちも、元Chez Panisseのシェフや、ナパ・バレーの有名レストラン「French Laundry」などを手がけた凄腕揃いだ。ハンバーガーの肉質や配合を選び抜いただけでなく、食材はすべてオーガニック。シーズニングにもこだわり、ソースには日本の塩麹が使われている。通常、レストランでは材料費は料金の3割までが基本だが、このロボットがハンバーガーを作ることにより、材料費を40〜50%まで掛けられるため、「ロボットが作る6ドルのハンバーガー」と侮れないほど、味は本格的らしい。

 ロボットの登場によって人間の職が奪われるという声も聞こえるが、同社は「 良い食材を安価で提供できるだけでなく、油煙を吸いながら肉を焼くことなど、人間に有害な仕事をロボットが代わりに行ってくれるメリットも大きい」と話している。

公式サイト http://www.creator.rest/

MITの頭脳を結集した「世界一テック」なレストラン

https://bizseeds.net/articles/736

5月3日、ボストンにオープンしたレストラン「SPYCE」。世界一テックなレストランという呼び声も高く、早くも全米で注目の的となっている。何が世界一「テック」だと言われる理由なのだろうか? 

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