赤ちゃんがすぐ泣き止む画期的なロボティックス・ベッド

赤ちゃんがすぐ泣き止む画期的なロボティックス・ベッド

2002年に育児書でベストセラー本とDVDを出版した小児科医が、多額の投資を受けてハイテックなロボティックス・ベビー・ベッドを開発した。育児における親の「消耗」が最大のストレスに繋がると警告する同医師が、親たちのストレスを軽減するために開発した画期的なベッドを紹介しよう。


ロボティックス技術を駆使したベビー・ベッドで赤ちゃんも両親も快眠

 2002年に育児書『The Happiest Baby on the Block』でベストセラー本を出版し、現在でもその本とDVDがアマゾンの育児書カテゴリーの上位を維持する元小児科医、ハービー・カープ博士。この博士が、約3千万ドル(約33億円)の投資を受けて開発した超ハイテク・ベビー・ベッド「SNOO(スヌー)」が、「親たちの睡眠時間を確保し、ストレスを除去できる」と話題だ。

 これはハイテクなロボティックス技術を応用して科学的に効果が出るような揺れが起きるように開発したスマートなベビー・ベッドで、このベッドに赤ちゃんを寝かせると5分以内に静かになり、赤ちゃんが自然に寝付くという。このベッドを説明した映像はこちら。

泣き声に反応してベッドが子宮内のように自動揺れ

 この自動的に揺れるベッドは、赤ちゃんの泣き声に反応してホワイトノイズ(あらゆる周波数で同強度となるノイズ)を出し、同時にベッドを子宮内のように微妙に揺らす。上記のリンク映像のように、赤ちゃんは「スリープサック」と呼ばれる網の中に、まるで蚕か、SF映画のワンシーンのように上向きに軽く固定されたような状態で寝かされるため、不自然な寝返りをすることもなく安全というのが博士の説明だ。

 このベッドはアプリとも連動しており、親たちはベッド上の赤ちゃんのモニターが簡単にできたり、カスタマイズできる利点がある。夜間睡眠以外でも、赤ちゃんをこのベッドに寝かしていれば、その間に親たちは料理や入浴をしたり、昼寝をすることもできるため、家族みんなにメリットがあるというのが博士の論だ。

 キャッチフレーズは、「赤ちゃんが健やかに眠れば、家族みんなが健やかに眠れる」。赤ちゃんと親の両方の目線に立った優れたマーケティングで話題になっているSNOOだが、このベッドは1台$1,160 と大変高価だ。しかし、そのベッドが今ならお得な割引価格$870で送料も無料で購入できるという(理由は不明)。この機会に間違いなく、このロボティックス・ベッドを購入する人たちが増えるだろう。

SNOO公式サイト
https://www.happiestbaby.com/

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