AI相手にチャットで悩みを解決!

AI相手にチャットで悩みを解決!

日本でもメンタル不調者の増加が問題視されているが、アメリカもそれは同じ。Anxiety and Depression Association of America (ADAA)の調べによると、メンタル不調者数は2013年より増加が著しく目立つようになり、現在は18歳以上の人口18%以上が、何らかの心理的問題や疾患を抱えて苦しんでいるという。しかし、そんな悩めるアメリカに救世主が登場?!


AIロボットが24時間カウンセリング

 ヘルスケア系のアプリはたくさんあるが、Woebot Lab社が開発した認知行動療法を熟知したAIチャット・ロボット「Woebot」は、テックな代替医療ツールとして市場で高い信頼を獲得している。Woebotにはフェイスブックのメッセンジャー機能が使われており、メッセンジャーを使ってWoebotとチャットしてメンタル不調を改善させるという手軽さが、多くの人に支持されている理由だという。

 利用者は、24時間いつでも自分の悩みを相談できる。搭載された人工知能で、相談者の心理状態、感情などを素早く分析し、それに合わせた適切な回答を、まるで「友達と話しているかのように」返してくれるのだという。Woebotの仕組みを紹介した映像はこちら。

対面式カウンセリングよりも、ずっと気楽?

 Woebot Labがこのアプリを開発した理由は、一般的にアメリカにおける対面式のカウンセリングが高額であるという背景がある。医療費が高いアメリカでは、経済的な理由などから、専門家の助けが必要な人のすべてがサービスを気軽に利用できるとは限らない。また、臨床心理士などの専門家に助けを求めるよりも、ロボット相手に話す方が緊張せずに自分のことや悩みを話しやすいという利用者も多いという。前出のADAAの調べでも、臨床心理士の助けが必要と思われる人の60%は、カウンセリングに通うことを避けることが分かっている。

 このように、とても使い勝手がよいWoebotだが、フェイスブックの機能を使っている点において難色を示す人が後を絶たない。このアプリの利用者の会話は、当然フェイスブック側に記録として残るため、プライバシー保護という観点でみると、悩みの内容を全く関係ない企業に把握されてしまうことを不快に思う人は多いだろう。

 セキュリティーのしっかりした独自のプラットフォームで悩み相談が出来る仕組みになったら、もっと利用者の幅が増えるかもしれない。その辺りがこのサービスの今後の課題になりそうだ。

https://woebot.io/

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