静脈探し技術で患者の不満を解消

静脈探し技術で患者の不満を解消

 病院で看護師に「血管が見つかりにくい」と言われたことのある人に朗報だ。検査時などの採血の際、静脈の位置がなかなか見つからず、何度も針を刺されて痛い経験をしたことがある人も少なくないだろう。でも、これがあれば今後はそれほど痛い思いをしなくて済むかもしれない。


困難な静脈探しも、これなら一目瞭然

 腕に何度も注射針を刺されることなど、できれば避けたいもの。健康診断や検査に採血はつきものだが、静脈が見つかりにくく看護師に何度も針を刺されてしまう人は珍しくない。「採血が下手な看護師は二度とゴメンだ」と思っている人も多いだろうが、カリフォルニアに拠点を置くEvena Medical社が開発した「EYES-ON GLASESS 3.0」という眼鏡があれば、採血を嫌がる人が減るかもしれない。そのテクノロジーを紹介した映像はこちら。

医療の現場でも評価が高い理由とは

 この眼鏡型の静脈可視機は、独自の近赤外線技術を用いており、機材を通して取り込んだデータは、BluetoothやWi-Fi、3G経由で転送も可能だ。これまでにも血管を可視化する機材はあったが、ウェアラブルのものはこの商品が初めてだという。可視機を手で持たずに採血や治療に当たれるため、医療の現場では使い勝手がよいと評判らしい。

 血管が細い人ばかりでなく、脱水症状の人、肌の色が濃い人、刺青をしている人、肥満のために血管が探しにくい人などは意外に多いため、看護師たちの心労も想像できる。そんな中、患者にとって快適な医療を提供でき、かつ医療現場にとっても利便性が高い可視機は、両者のメリットを同時に実現できる有難いテクノロジーといえるだろう。ちなみに同社では静脈可視機だけでなく、アプリベースのウェアラブルな超音波診断装置も開発・販売している。

https://evenamed.com/

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