ディズニーも開発! VR、ARの一歩先を行く特殊技術「MR」とは?

ディズニーも開発! VR、ARの一歩先を行く特殊技術「MR」とは?

VR(Virtual Reality/仮想現実)やAR(Augmented Reality/拡張現実)という言葉はすでに世の中に浸透した感があるが、MRという言葉はまだ耳慣れないのでは? MRとはMixed Reality、つまり「複合現実」のこと。時代は確実にこの「MR」に向かっているという。


驚愕! ディズニーが開発した「マジック・ベンチ」

 昨年ディズニー・リサーチが発表した「マジック・ベンチ」。ベンチに座るだけで、コンピュータグラフィックス(CG)で映し出されるキャラクターと空間を共有できるというものだ。これは仮想現実(VR)と拡張現実(AR)を組み合わせた技術が成し得た技。CG等で作った世界を疑似的に体験させつつ、それを現実に反映、拡張させるという複合現実「MR技術」を使って、ベンチの向かい側に設置された鏡のようなものの中に、そんな不思議な情景を映し出すのだ。

 言葉で説明すると分かりにくいかもしれないが、映像で見るとその凄さは一目瞭然だ。リアルタイムで映し出されるCGと自分。違和感が全くなく、ひとつの空間をキャラクターと共有できるため、今後ディズニーはテーマパークでの運用も検討しているという。そのマジック・ベンチの映像はこちら。

日本でもレンタル開始! マイクロソフトの「HoloLens」

 そんなMRを駆使した技術で市場に参入している代表格は、何といってもマイクロソフトが開発した「Microsoft HoloLens」だろう。開発者向けは日本円で30万円超え、法人向けになると50万円超えと値段の高さが知られていたが、日本でも先月25日から法人向けに「HoloLens」の本格的なレンタルが開始された。

 「HoloLenz」は、ヘッドマウント・ディスプレイ方式を採用。3D表示が可能なホログラフィックコンピュータと専用の頭部装着式のディスプレイ(Head Mounted Display:略HMD)を組み合わせ、現実の空間の中に現れたホログラムの3D映像を見ながら、自分の手や体の動きで操作できる技術だ。

 仕事の現場に「新次元」を取り込めると注目されており、建築や製造、医療、教育、リテール、防衛など、さまざまな分野でHoloLensの活用が可能だという。日本国内では日本航空(JAL)、三菱ふそうトラック・バスなど複数企業が、すでにHoloLensを導入している。

 日本でのレンタル展開は、横川レンタ・リースを介して行われる。レンタル価格は1ディバイスにつき月額6万円(税別)。一般にこうした技術商材が普及するまでには、もう少し時間がかかりそうだが、あっという間に浸透したVR技術を考えると、自宅でMR技術を堪能できる日はそう遠くないかもしれない。

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