隠しカメラを探知できる! 「スパイファインダー・プロ」

隠しカメラを探知できる! 「スパイファインダー・プロ」

「隠しカメラで盗撮された映像がSNSで拡散された」という被害が後を絶たない昨今。いつ誰が、どんな目的でプライバシーを侵害するかが分からないという、困った世の中の必需品になりうる商品として注目を集めるのが「スパイファインダー・プロ」だ。一体、どんな商品なのだろう?


手のひらサイズで簡単に隠しカメラをキャッチ

 アメリカのクラウド・ファンディング、キックスターターで話題となった「スパイファインダー・プロ( SpyFinder Pro )」。これは、「持ち運べるセキュリティ・ガジェット」で、部屋などに仕掛けられた盗撮カメラを必ず発見できるという商品だ。手のひらに乗るようなサイズなので、バッグの中に常に入れておいても問題ない大きさだ。

 このガジェットの開発を手掛けたのは、盗聴・盗撮などから身を守るための商材を開発し続けているSpy Associates社。米フロリダ州に拠点をおく同社は、FBIやCIAにも商品を卸しているセキュリティ商材の老舗メーカーとして知られている。

 同社は、どんなに巧妙に盗撮カメラを設置しても、カメラの宿命上レンズが必ず露出することに着目。「スパイファインダー・プロ」は、電源を入れてビューファインダーを覗くと、赤いLEDストロボライトが作動し、極小のレンズに反射する反射光によって、隠されたカメラ位置が把握できる仕組みになっている。このカメラを紹介した映像はこちら。

Airbnbの利用者や出張が多い人の需要期待

 この商品は同社が開発した盗撮カメラ探知機を極端に小さくした改良版だ。先月10日にキックスターターでファンドを募りだしたところ、1万ドルというゴールをわずか二週間で達成。その後も支援は止まず最終額は希望の倍を優に超える額にまで達し、この商品への関心度の高さが注目されることとなった。

 盗撮カメラは、意外なところに設置されているものだ。時計、ランプ、部屋にかかった額縁の中、USB充電器、コンセント、煙探知器、DVDプレーヤーと、隠せる場所をあげたらキリがない。設置される場所もホテルの部屋やバスルーム、仕事場、試着室、ジムのロッカールームなど広範囲に及んでいる。

 アメリカでは、訴訟に備えて証拠固めに隠しカメラを用いるケースも多く、こうした不利益を被らないための自己防衛手段として、同社代表のJeffrey Jurist氏は「一家に一台スパイファインダー・プロを!」と話している。昨今増え続けているAirbnbなどの民泊を楽しむ人や、出張が多いプロフェッショナルたちに、大きな市場の可能性を期待しているそうだ。

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