ロボットがバリスタ?! 話題の「Cafe X」

ロボットがバリスタ?! 話題の「Cafe X」

ベンチャー・テック企業がひしめく大都市、サンフランシスコ。一大観光地でもある同市のダウンタウンに今年、「ロボットがバリスタ」という無人コーヒー・バーが誕生し、話題になっている。洗練されたデザインのカプセルの中で、エスプレッソやコールド・ブリュー・コーヒーをロボット・バリスタが提供する「Cafe X」を紹介しよう。


サードウェーブ系の焙煎豆とロボットのコンビネーション

 テック企業が集まる米西海岸の大都市サンフランシスコには、デジタル配車サービスのUberやLyft、民泊を広めたAirbnbなど、それまでにはなかった画期的なアイデアを打ち出したテック企業の本社が集まっている。そんな同市のダウンタウンに今年、ロボットがバリスタを務める無人コーヒー・バー「 Cafe X 」が開店し、話題になっている。

 「Cafe X」では、カルト的な人気を誇るインディペンデント・カフェIntelligentsia Coffeeや、地元のRitual Coffee Roastersなどサードウェーブ系のコーヒー豆を選ぶことから、飲み物の注文が始まる。スマホのアプリや、店頭のタブレットをタッチして注文すると、ロボットがリクエスト通りの飲み物をテキパキと作ってくれる仕組みだ。ロボットはコールド・ブリュー用のタップを手際よく引いたり、飲み物を作るだけでなく、最後には手も振ってくれる。

ロボティック・コーヒーは業界に変革をもたらすか?

 「Cafe X」を開発したCafe X Technologies社だけでなく、複数のベンチャー・キャピタルから投資を受けてロボティクス・コーヒー・カプセルを開発・展開する企業は他にもある。

 テキサス州オースティンに本社を構える BRIGGO は、ロボットが本格的なコーヒーを作るカプセル(ポッド)を開発し、すでにオースティン空港や、ヒューストンのコンベンション・センターなど州内6カ所で展開している。前述の「Cafe X」のようにロボットがコーヒーを作る様子はあえて見せず、タブレットで注文をすると、窓口から飲み物が出てくる仕組みだ。その様子がわかる映像はこちら。

 どちらの企業も、品質の高いコーヒーとコンパクトな店舗サイズを打ち出し、空港や駅、ホテルや会議場のロビー、競技場、広場など様々なロケーションでの設置を目指している。時間に追われる現代人に合わせて、人間よりも素早く本格的なコーヒーを提供できる新しいロボティクス技術は、コーヒー業界に新風を吹き込むだろうか?

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