誰でもシルク・ドゥ・ソレイユに挑戦できる! ラスベガスで新体験

誰でもシルク・ドゥ・ソレイユに挑戦できる! ラスベガスで新体験

エンターテインメントの街、ラスベガスは、カナダに本拠地のあるシルク・ドゥ・ソレイユのアメリカ拠点としても知られている。現在ラスベガスでは6つのショーが上演されているが、その本場の舞台に出演中の日本人パフォーマーが、新しいビジネスをスタートさせた。ラスベガス旅行を計画している人には特に注目の新情報だ。


シルク出演中のパフォーマーによるサーカス指導

 現在日本では、「キュリオス」が公演中のシルク・ドゥ・ソレイユ。世界を魅了し続けるこのサーカスには、複数の日本人パフォーマーも所属している。厳しいオーディションを勝ち抜き、世界のトップ・パフォーマーたちと肩を並べてステージに立つひとり、山本麻以さんは、現在ラスベガスで上演中の『ミスティア』、『マイケル・ジャクソン“One”』の両舞台に掛け持ちで出演している。

 そんな彼女が空き時間を利用して始めたビジネス、「ベガス・トレーニング」が人気を博している。「本場のショーに出演するトップ・パフォーマーたちから、サーカスの体験レッスンを受けられる」というものだ。初心者でも無理なく楽しめるプログラムもあり、プロを目指すわけではない旅行者でも参加できる。体験できるのは山本さんの専門演目でもあるエアリアル・ティシューをはじめ、フープ、ストラップといった空中で行うものから、ポールダンス、ジャグリングなど、地上で行うものまでさまざま。希望すれば、プロたちが通うジムでパーソナル・トレーニングを提供するサービスにも対応してくれるという。

水中、空中、両方のパフォーマンスをこなす稀有な存在

 山本さんは、日本ではシンクロナイズド・スイミングの選手だった。選手引退後、当時、東京で長期公演を行っていた『マッスル・ミュージカル』に出演。同ショーに出演しながら、夢だったシルク・ドゥ・ソレイユへの道を目指した。

 困難を乗り越えてシルク・ドゥ・ソレイユに合格し、渡米したのは2009年。最初に出演したのは、シンクロナイズド・スイマーたちが多数所属する水のショー『オー(O)』 だった。しかし、世界のプロたちがしのぎを削る本場の舞台では、パフォーマーとしてのクオリティを常に高く維持しなくてはならない。「水中演技だけでなく、空中、陸上でもパフォーマンス出来れば、様々なニーズに応えられるパフォーマーとしてもっと認められるのではないか」――山本さんが現在専門とする「シルク」の習得に取り組んだのは、プロとして活動を始めてからだった。今では水中、空中両方のパフォーマンスをこなす、ほんの一握りのパフォーマーにまで成長。そんな彼女の演技を見ることができる映像はこちら。

山本さん本人が指導することも!

 山本さんが立ち上げたこのビジネスには、ラスベガスで学んだこと、経験したこと、切り開いたことを多くの人と共有したいという願いが詰まっている。本場のプロと接することで、一般の人たちにはワクワク感を体験してもらい、プロを目指す人たちには具体的なアドバイスと夢実現へのお手伝いをしたいそうだ。レッスンを提供するのは、山本さんをはじめ、本場の舞台経験者ばかり。レッスンには通訳を付けることも可能なので、言葉が不安な人も安心して受けられる。スケジュールが合えば、山本さん本人が通訳をしてくれることも。料金は既存のレッスンに参加するオープン・クラスが30ドル~、プライベート・レッスンが90ドル~だ。

 「自分にあった頑張り方で自信をもって取り組んでいけば、必ず結果は出ると思う」という山本さん。サーカスを目指す人も、旅行でラスベガスに行く人も、一流のパフォーマーとともに、シルク・ドゥ・ソレイユの世界を覗いてみるチャンスを体験してみてはいかがだろう?

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