ピクルス・リップの次は、ピクルス味のソフトクリーム?!

ピクルス・リップの次は、ピクルス味のソフトクリーム?!

このところ、アメリカのトレンド・フォーカスは、ピクルスらしい。そう、ハンバーガーやサンドイッチの添え物である、きゅうりの酢漬けのことだ。ニューヨークにあるピクルス専門レストランでは、意外なメニューにファンが急増しているという。


意外な組み合わせが美味

先日、ピクルス・リップクリームを紹介したばかりだが、どうもアメリカのトレンド・フォーカスは、ピクルスに当たりつつあるらしい。ニューヨークのアッパーウエストにある、「Lucky Pickle Dumpling Company’s」は、ちょっと変わったレストランだ。そこで使われる食材の主役は、ピクルス。香港スタイルをうたったこのレストランでは、餃子と麺類が大人気で、どの料理にもピクルスがふんだんに使われている。

 なかでも、特に人気のメニューは、ピクルス味のソフトクリーム。しかも、ピクルスをポテトチップスのように仕立てたピクルス・チップスまで添えられている。不気味な組み合わせにも思えるが、意外に美味しいらしい。それを紹介した映像はこちら。

プロデュースは有名なピクルス・レストラン店オーナー

 同店は店内15席という、小さなレストランだが、この店を手掛けたジェイコブス・ハドリジェロギス氏は、2011年にオープンして以来、話題を呼び続けている「Jacob’s Pickles 」のオーナーだ。その店名から分かる通り、この「Jacob’s Pickles」もピクルス・レストランなのだ。

 彼らが振舞うピクルスは、もちろん自家製。しかも、マンハッタンのど真ん中にある店舗の横に小さな畑を作り、そこで原材料となる野菜の一部を育てている。その都会の真ん中にある畑では、ニューヨークの子供たちに食育の機会も提供しているという。都市の中心部でも作物を育てられるという、ニューヨークのアーバン・ファーム(都市型農業)ムーブメントの火付け役としても、アクティブに活動をしているレストランなのだ。

 ちなみに、子供向けの食育事業は非営利目的で、「自分たちが口にする食べ物が、どのように作られているか」を教えているという。こうした社会に還元性あるビジネス要素は、アメリカではとても歓迎される。子供たちも自分たちが育てた野菜がピクルスやソフトクリームになるのは、嬉しいだろう。

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