テックなガジェットで糖尿病を改善

テックなガジェットで糖尿病を改善

人口の推定7.2%が糖尿病を患っているといわれるアメリカで、自宅で簡単に血糖値をチェックできるガジェットが販売され、注目を集めている。開発会社のビジネス・スローガンは「日々のチェックで、アメリカの糖尿病人口を減らそう!」というものだ。さて、その商品とは?


iPhoneで簡単、血糖値チェック

 アメリカ疾病予防管理センターが昨年発表したデータ『Statistics About Diabetes』によると、アメリカには現在、推定で2,310万人の糖尿病患者がいるとされている。これは全人口のおよそ7.2%。しかも、患者数は年々増加の傾向にある。

 糖尿病は言うまでもなく、健康な食生活や生活習慣を心がけることで「予防」することが大切だ。そして、すでに疾患がある人にとっては、血糖値を健全な状態に近づけ、それを維持することが最も重要だと言われている。血糖値の測定は病院で行うのが一般的で、場合によっては専用の機材を購入して自分で測る方法を選ぶ人もいるが、ニューヨークに拠点を置くDarioHealth(ダリオヘルス)社が開発した血糖値を調べるガジェットは、iPhoneのアプリに接続するだけという、他に類を見ない手軽さがウケ、評判も上々らしい。このガジェットを紹介した映像はこちら。

利用するにはオーディオ・ジャックに差し込むだけ

 ガジェットはポケットサイズで持ち運びも簡単。ガジェット自体を充電する必要はないし、ケーブルなどに接続する必要もない。iPhoneのオーディオ・ジャックに接続するスタイルになっており、ケースについた針で少量の血液をカートリッジに採取した後ガジェットに差し込めば、6秒で結果が出る仕組みだ。

しかも、ガジェット自体は無料。専用アプリを定期サブスクリプション(定期購入)するビジネスモデルでサービス展開している。変え針とカートリッジなどの消耗品は別料金で、それらが含まれていないプランであれば、1カ月のサービス料はわずか25ドルからだ。

 日本では、糖尿病の推計が4,5年毎に行われており、前回行われた2016年の調査では、糖尿病が疑われる成人の推計が1,000万人を超えたことが大きな話題になった。全世界的に増加傾向にある糖尿病だが、日本でも他人事では済まされない問題だろう。こうした手軽なガジェットの普及で、糖尿病人口が減るきっかけが出来るのは、どの国にとっても望ましいことかもしれない。

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