全米にじわじわと広がる「食べられるスプーン」ムーブメント

全米にじわじわと広がる「食べられるスプーン」ムーブメント

「食べられるスプーン」がアメリカで人気が出始めている。環境保護の観点から、プラスチック・ストローの使用を違法とする州なども増え、食にまつわる常識が変わりゆくアメリカ。食べられるスプーンは時代のニーズ的にも合っているようだ。


元のアイデアはインドから

 2010年にインドのBAKEYS FOODS PRIVATE LIMITED(ベイカーフーズ・プライベート・リミテッド)社が販売を開始した「食べられるスプーン」。プラスチック排出による深刻なごみ問題や貧困層の食糧難問題などを解決する商品として注目を集めた同社のコンセプトは、世界各国でも「素晴らしいアイデア」と称賛された。

 このアイデアに触発された人の中には、「食べられるスプーン」を自分で作ろうと考えた人もかなりいたようだ。そんな影響からか、ニューヨークにはEdible Spoon Maker(エディブル・スプーン・メーカー)社なる企業も登場。自社名と同じ名称の特許商品として、「自宅用・食べられるスプーンを作るツール」を販売している。このツールはワッフルを焼く機械に似た形で、ここにワッフル同様、タネを入れて焼くと3分足らずで食べられるスプーンが焼きあがる。その商品を紹介した映像はこちら。

「食」の動画人気サイト『Tasty』でも!

 現状、「食べられるスプーン」の認知度は、かなり高まっている。特に全米の大都市を中心に「環境破壊の原因になるプラスチック製ストローの使用を違法とする」という動きが高まる中、「食べられるスプーン」というコンセプト自体が歓迎される動きが大きくなりつつあるのだ。

 食べられるスプーンは美味しいだけでなく、作ることも楽しい。人気動画サイト『Tasty』が昨年5月に公開した食べられるスプーンの動画は、60万回以上も再生されたが、見るからに食べたくなるような様々なスプーンが紹介されている。

 「美味しいし、楽しいし、環境にもよい」という食べられるスプーン。アメリカの次なる「食」の常識になるだろうか?

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